Tableau 2.0 で事業の功績をビジュアライズ正直に言ってしまおう。私はチャート中毒だ。
行と列で示されたビジネスデータをグラフにして、どの商品が好調で、改善の余地があるのはどれかをはっきり表すことが好きでたまらない。 おそらく、セールスやマーケティングリーダーも同様の熱に浮かされているのだろう。企業の重役であれば、自分の会社の事業動向を、数字で埋めつくされたページを見て理解しようとするより、目で見てはっきりわかるかたちに変える方を好ましいと思わないわけがない。 つい最近まで、データをチャートに変換するのは、ハイエンドユーザー向けでは10万ドルもするビジネスインテリジェンスソフトウェアパッケージ、そして最低の予算しかない人々にとっては、Microsoft Excel のグラフ機能が請け負う領域だった。 しかし最近、より高性能でより安価な Tableau と呼ばれる代替品が登場し、さらに強力なバージョン 2.0 が発売され、その機能のレベルを引き上げることになった。 他の媒体からも注目された商品 Tableau Software の重役によると、Tableau バージョン 1.0 のβ版について書いたのは、私がはじめてだったという。2005年2月22日のコラムで取り上げている。それ以来、他の批評家たちも、Tableau がぱっとしないビジネスデータをいかに効果的に知識の宝庫に変えることができるのかということを発見した、と言っていいだろう。 ・PC Magazine は、この999ドルのソフトウェアをデータ分析のカテゴリで、“2005年の年間最優秀賞”に選んだ。 ・企業データマイニングの専門出版書 DM Review Magazine は、 Tableau 1.0 を2005年データ可視化コンテストの最優秀賞に選出した。新興企業の Tableau Softwareが発売したソフトウェアが、40以上ある競合するビジネスインテリジェンス商品の中で、最も優れたチャート作成ツールに選ばれた。 ・ビジネステクノロジー誌の Intelligent Enterprise Magazine は、 Tableau を“2006年注目する企業”コンテストで編集者賞に選んだ。編集者は、Tableau を「効果的にユーザーを可視化に導くベストプラクティスである」と評した。 例えば、年間の売上高の数字を手にしていて、どの事業が実際に会社の利益をもっとも生み出しているのか分からなければ、データ可視化のレベルアップを実現する Tableau 2.0 の購入を検討してみるといい。 破格の価格の商品でさらに強力に 私は Tableau 1.0 を自分の PC で1年以上使用してきた。旧バージョンで幾分制限があるように感じていたとしたら、数週間前に発売されたバージョン 2.0 では、データ可視化のパレットに、以下のような新しい利点がたくさん加わった。 ・(生のデータだけでなく)グラフ上のデータから計算が可能 ただクリックを数回すればいいだけ。例えば、日々のデータ集計表から移動平均やパーセント変動、年複利成長率などのデータに作り変え、わかりやすい傾向分析を行うことができる。 ・動画 データの“再生”を動画で行う。例えば、ある過去の年の月々のデータを、時が実際経過するかのごとく見ることができ、生の数字からだけでは決して気づくことのなかったパターンを知ることができる。 ・自分で好きな式を作る 式を作り、その結果にすぐアクセスできる。自分のデータベースにデータを書き込み、新しいフィールドを作る必要はない。 ・複数のデータベーステーブルを使用可能 Tableau 2.0 では、複数のデータベーステーブルを同時に1画面で見ることができ、分析を始める前にデータを複合させひとつのデータベースを作成する必要がない。 ・SQL データベースをサポート (オープンソースの MySQL 言語用には)Tableau の MySQL バージョン、そして(MySQL 以外に、 Microsoft SQL サーバー、 SQL Server Analysis Services および Oracle 用には)プロフェッショナルバージョンが SQL をサポートする。追加料金はかかるが、それぞれのサーバーベースの商品があり、それを使えば Tableau 2.0 で Hyperion Essbase や IBM の DB2 OLAP フォーマットのデータ分析も行えるようになる。 百聞は一見にしかず、ということで、下記の図1に Tableau の新機能のひとつを紹介した。一連の数字から移動平均を出そうと、 Excel のグラフを何度いじったことか。数え切れないほどだ。図1に示されるように、 Tableau 2.0 でギザギザの線のノイズだらけのチャートが、非常にわかりやすい移動平均グラフにすばやく変わるのを見ると、何とも新鮮だ。 詳細は、 TableauSoftware のホームページを参照のこと。
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