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2009年7月4日
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Webビジネス コラム2007年1月23日 10:00
アイレップの SEM フロンティア
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SEM(検索エンジンマーケティング)専門企業として国内ベストサービスを目指す。SEMコンサルティングで培った業界最先端のノウハウと、国内外からの最新情報の蓄積を基に、一歩先を行く情報をお届けします。

2007年来たる Panama に備えて

国内国内internet.com発の記事
今年からいよいよ日本でもオーバーチュアの新プラットフォーム(プロジェクトネーム“Panama”※)が展開される予定だ。米国では昨年の10月18日より DTC(DirecTraffic Center、管理画面のこと)から Panama へのアップグレードを既存広告主の希望者のみ受け付けていたが、12月12日から新規広告主へ Panama が提供されるようになった。2007年の第1四半期までには Panama への移行を完了させるとのことで、広告主の移行作業は順調に進んでいる。ヤフーでは日本での展開について具体的な時期は決まっていないとのことだが、同社社長の井上雅博氏は「3か月遅れくらいで日本も同様の展開ができるようになる」としている。

現在アイレップでは Panama の日本での展開に備えて、情報収集と米 Yahoo search marketing(以下 YSM)でのテスト運用の準備を行っている。特に Search Engine Watch forums(以下 SEWF)や Webmaster World(以下 WMW)などの BBS では広告主たちの生の声を聞くことができ、YSM に関するスレッドを覗くと広告主たちの様々な意見が飛び交っている。ここでは多くの不満意見も聞かれるが、全般的には管理運用が容易になったと好評である。このような BBS においても YSM の担当者がスレッドを確認しており、必要であれば“Yahoo Sarah”という名前でポスティングに参加し、広告主に対して適切なサポートを行っている。

特筆すべき点は広告主たちの意見や疑問点の中でキーワードの移行に関する投稿が最も多いことだ。多くのスレッドを覗くと広告主たちの悲惨な状況が多々見受けられる。このことからすでに多くのスポンサードサーチを運用している日本の広告主にとっても同様に、これが大きな不安になることが考えられる。そこでこのキーワード移行に関する問題について米国での評判も交えて説明したい。

まず YSM から正式に公開されている情報によると Panama ではキーワードのアカウント構造が動的なアカウントに変更され、より効率的な広告掲載が可能となる。キーワードは現在のカテゴリーという概念ではなく、Google AdWords にみられるキャンペーン・広告グループという考え方に変更される。一つの入札キーワードに対し複数の広告(タイトル・説明文と URL)がローテーション方式で設定可能となり、それぞれの広告テキストのクリック率を自動的に比較し、クリック率の高い組み合わせをより多く検索結果に表示させることができるようになる。

そしてキーワードの移行および作成は以下の方法がある。

(1)DTC からそのまま移行
通常の場合アップグレードの際にすべてのカテゴリーが1キャンペーンの1グループとしてそのまま移行される。SEWF や WMW によると、移行において新しいアカウント構造へ最適化するための修正作業が必要になるようだ。米国では「広告と説明文が乱雑になった」などの声が聞かれており、多くの広告主はここで悩まされている。広告主はアップグレード前にサンプルとしてアップグレード後のスクリーンショットを確認することができるようになるが、現時点までの情報によれば移行後のキーワードを確認することはできないようだ。

(2)Google AdWords のデータをインポート
Panama では Google AdWords などで作成した広告キャンペーンを規定のテンプレートを経由しインポートすることができる。SEWF によると上位レベルの限られたユーザーのみ、この機能を利用することができるようだ。しかし1アカウントにつき20のキャンペーンまでしか作成できないので、それ以上作成する場合は新たにアカウントを取得する必要がある。なおかつ Google AdWords からダウンロードできるデータを Panama の規定テンプレートに合わせる必要があるなど、実際にインポート作業は多くの広告主が苦戦しており、多くの修正が必要になるので非常に時間がかかるという。

いずれの方法でも少なからず移行作業が必要になるようだ。しかしこれらはあくまで米国の広告主による評判レベルではあるので参考程度に留めいただき、日本での正式な情報をお待ちいただきたい。

ここでは否定的な内容ばかり取り上げてしまったが、Panama では地域ターゲティング機能や予測機能などの広告を最適化するための様々な機能が追加され、広告主はユーザーに対してより戦略的なアプローチが可能となる。この変化をビジネスチャンスとしてとらえ、日本で展開されるまでに準備を整えることができれば、良いスタートを切ることができるだろう。

参考:
Search Engine Watch forumsWebmaster World
Yahoo search marketing blogYahoo search marketing help

※「Panama」は、Yahoo! Search Marketing、及びオーバーチュア内での呼称です。

(執筆:株式会社アイレップ ビジネス推進チーム 岡本博之)

記事提供:アイレップ


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