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次期 Mac OS X Leopard に望むこと
著者: John Welch プリンター用 記事を転送
▼2007年2月2日 13:50 付の記事
■海外internet.com発の記事
Mac OS X 10.4 について、修正が必要なほど大きな問題はただひとつ。ノート PC でディレクトリサービスを使うときに生じる問題である。
Leopard には Mac の熱狂的なファンを興奮させる新機能がたくさんある。「Time Machine」や「Core Animation」、新しくなった「iChat」および「メール」、そして ZFS をサポートするといううわさもある。しかし、ひとつだけ修正してほしい点がある。私が Mac OS X 10.2 を使っていた時からずっと抱えてきた問題で、ディレクトリサービスとノート PC に関する問題だ。
読者は、ふたつのグループに分かれるだろう。ひとつめは、私と同じ苦しみを経験したことがあるため、私の話に共感し、額を机にぶつけてるほど激しくうなずいている人たち。もうひとつは、私が何を言っているのかさっぱりわからないという人たち。おそらくこちらのグループの人は、PowerBook や MacBook でネットワークが見えないときにディレクトリサービスにつなげて起動させるといった使い方をあまりしない人だろう。
基本的な問題は次のとおり。例えば Open Directory とか Active Directory といったディレクトリサービスを持っているとする。これらのサービスは便利なので、マシンをこれらのサービスにつなげて使用する。ノート PC につなげることもあると思うが、当然ノート PC はよく持ち運んで使う。ノート PC をアクティブネットワークに接続させたが、ディレクトリサービスが見えない。信号音が聞こえてしばらく待つが、一向に改善しない。
永遠にログイン画面にならない場合もある。ログイン ID を無事入力できるまでに10分以上かかる場合もある。また、デスクトップにつながるものの、マシンがかたまったりダウンしてしまい、決して元に戻らないといったこともある。再起動しても直らない、これが問題なのだ。
問題はふたつある。まず、/Library/Preferences/DirectoryService のさまざまな .plist ファイルでいかにタイムアウトを設定しなおしたところで、OS は通常ディレクトリサービスのドメインコントローラの検索を中断したりはしない。これらの症状は見つけやすい。システムログを見ればわかる。システムログが、次のようになっていたら、ディレクトリサービスにつながった Mac OS X は、アクティブネットワーク接続がディレクトリサービスネットワークから外れた状態で、起動待ちになっている。
machinename / System/Library / CoreServices / mcxd.app / Contents /
MacOS / mcxd: DSOpenNode(): dsOpenDirNode(" / LDAPv3 / open directory master
DNS name ") == -14002
この状態を回避する方法は、最悪なものから幾分面倒なものまで3つある。
1. ディレクトリサービスにつながらないときは、決してマシンを起動させないこと。当然「携帯端末は使えない」ということを意味する。問題は解決できるが、実用的ではない。
2. 無線接続をすべて切り(例えば Airport など)、再起動する前に有線接続をすべて外す。これでほとんどうまくいくが、すぐ下で解説するおまけの問題が付きまとう。マシンがかたまったりカーネルがパニック状態のときは、Airport の接続を切ることはできない。
3. マシンをネットワークにつなげてアカウントの設定を行ったら、/Library/Preferences/DirectoryService にあるすべてを削除する。これは結構うまくいく。このデータが必要になることはほとんどないが、必要になったときに備えてコピーをとっておいたほうがいい。これは面倒だが効果的な方法だ。
しかし3番目の方法を除いてすべてに当てはまる別の問題がある。マシンをディレクトリサービスにつなげることはできても、「オートマウントが異常」という意味のバグが起きる。これは2番目の方法を選択するとよく起こる。すべてのネットワーク接続を切断して再起動し、ログイン後ネットワーク接続を回復させる。その後オートマウントさせると、マシンがゆっくり停止する。最終的に再起動がうまくできた後、システムログに以下のようなメッセージがあらわれる。
Dec 29 15:48:02 kernel[0]: nfs server automount -nsl
[254]: not responding
Dec 29 15:48:02 KernelEventAgent[72]: tid 00000000
received VQ_NOTRESP event (1)
Dec 29 15:48:02 KernelEventAgent[72]: tid 00000000
type ’nfs’, mounted on ’/Network’, from ’automount -nsl [254]’, not
responding
もしこのメッセージを見たら、オートマウントバグが起きていることを意味する。マシンが完全にかたまる前にできることといったら、すべてのネットワーク接続を切断することだけだ。これでオートマウントが自身には何の問題もないことに気づき、マシンを動かさなくしようとするのをやめるまで、オートマウントを停止させる。
Apple の記事“Mac OS X: Resolving login issues with Active Directory
plug-in”(Active Directory
プラグインでのログイン問題を解決)が役立つかもしれない。
しかし、これは完ぺきな修正方法ではない。携帯端末に搭載した Mac OS X でディレクトリサービスを使うのは、ユーザー側で手動で介入しない限り、いい考えではないというのが本音だ。もっと率直に言うと、ノート PC を携帯してよく使う状況では、Mac OS X のディレクトリサービスは機能しないということになる。
これは、ノート PC とディレクトリサービスを使うものとして、Leopard に修正を待ち望む唯一の点だ。ディレクトリサービスがこれ以上痛点であってほしくない。これを修正できれば、あとは非常に優れているといえる。
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