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2009年7月4日
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Webビジネス コラム2007年3月22日 09:00
検索エンジンマーケティング
検索エンジンマーケティング 信太 明(しだ あきら)メールホームrss
アウンコンサルティング代表取締役。
検索エンジンマーケティングの先駆者として、検索連動型広告(オーバーチュア/アドワーズなど)やSEOの有効性を広く啓蒙するため尽力中。セミナーなども定期的に開催している。

キーワードを発掘する裏ワザ

国内国内internet.com発の記事
検索連動型広告を運用する際、キーワード選びはとても重要だ。旅行業界なら「旅行」、証券業界なら「株」といった具合に、誰でもすぐに想起できるような業界を代表するキーワードは検索数が多くなる一方、入札する企業は多くなる。そのため、入札価格がどうしても高騰する傾向にある。

それは入札価格によって掲載順位が決定する現行のオーバーチュア「スポンサードサーチ」ばかりでなく、「入札価格×広告の品質」の積によって掲載順位が決定する Google「アドワーズ広告」や、2007年第2四半期に移行が予定されているオーバーチュア「新スポンサードサーチ」でも同じことだ。入札制度を採用する検索連動型広告はそもそも、競合が多くなると必然的に入札価格が釣り上がる仕組みになっている。

だからこそ、検索数は少ないものの入札社数が少なく、クリック単価の安い隠れたキーワードの発掘が重要になってくるわけだ。

しかし、そうしたキーワードの発掘は、概してオーバーチュアが提供する「キーワードアドバイスツール」を使って行われることが多い。いや、正確にはほとんどの場合、「キーワードアドバイスツール」に頼っているのではないだろうか。ここで問題なのは、確かに「キーワードアドバイスツール」はキーワードを探すのに便利なツールなのだが、誰もが使っているために、競合も同じ方法でキーワードを探しているということだ。

つまり、同じ作業をしているわけだから、検索連動型広告に力を入れている企業は、ほとんど同じようなキーワードに入札していることになる。このやり方では必ずしも競合が少ないキーワードを多く発掘できない。

また、類語辞典を使ってキーワードを言い換えてみるという方法もある。しかし、これもすでに使い古されたやり方である点に変わりはない。しかも、検索キーワードの場合はユーザーの感性で特殊な言い換えをしている場合も多い。類語辞典に載っているものが言い換えのすべてとはいえないわけだ。

残る方法として考えられるのは、担当者のひらめきに頼るという方法だろう。この方法なら言葉選びのセンスさえあれば、効果的なキーワードの発掘も決して不可能ではないかもしれない。ただし、1点問題になるのが、人に依存してしまうという点だろう。検索に慣れ親しんでいて、ユーザーが検索するキーワードの傾向もつかんでおり、語彙力が高い人はいろいろなキーワードが思いつくが、そうでない人はなかなか難しい。

そこで、今回は人に依存せずにできる一風変わったキーワード発掘法をお教えしたい。それは、直近で検索されているキーワードからインスピレーションを得るという方法だ。

意外と知られていないが、検索ポータルサイトの「エキサイト」では、ユーザーが入力した検索キーワードをほぼリアルタイムで表示する「サーチストリーム」というサービスが提供されている。

これは、今まさに検索されているキーワードがフラッシュニュースのように流れるので、それを眺めているだけで、時には「こんなキーワードが…」という思わぬ発見もあるかもしれない。

運営しているサイトが物販サイトであれば、商品検索サイトの「ショッピングサーチ・アラジン」も参考になるだろう。このサイトでは、「サーチストリーム」と同じように、「ライブキーワード」という名で、今だれかが入力しているキーワード60個が5分おきに更新されて表示される。

これらのサービスからキーワードを発掘する方法は、決して効率的とは言いがたいが、そこで検索されるキーワードを眺めるだけでも、ユーザーがいったいどんなキーワードで検索を行っているのかを直感的に理解できるようになるという副次的効果もある。

本来、効果的なキーワードを発掘するには、まず自分が検索を使いまくってみることが1番の近道なのだが、それだけでは身も蓋もない話になってしまうので、今回はあえてちょっと変わった裏ワザ的な方法をご紹介させていただいた。

(執筆:R&D グループ 渡邉明)



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