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2008年10月7日
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Webビジネス コラム2007年11月5日 09:00
サーチからはじまるインタラクティブエージェンシー
サーチからはじまるインタラクティブエージェンシー ファンサイドAGマーケティング(ふぁんさいどAGまーけてぃんぐ)メールホーム
SEO をはじめとした検索エンジンマーケティング(SEM)、アクセス解析、ユーザビリティリサーチ、CMS を活用した SEO サイト構築、クリエイティブ&エディトリアルデザインなど SEM クロスメディア事業を展開。広告・マーケティング、制作・デザイン、開発をワンストップで提供するインタラクティブエージェンシー。

現代の Web トレンドが生んだ矛盾〜情報ハウリングがもたらす“知り得る機会”の損失〜

国内国内internet.com発の記事
ドッグイヤーすら追い越し、マウスイヤーと呼ばれる現代で、Web テクノロジーは日々進化を続け、毎日のように新しいサービスが生まれています。我々 Web マーケッターも時代においていかれないように、アンテナを張り巡らせて情報収集に努めているわけですが、その中でも「SMO(Social Media Optimization)」といったものへの評価が高まりつつあります。

「SMO」とは、Blog や、SNS、ソーシャルブックマークなど、ユーザー手動で発信される情報メディア、いわゆる「CGM(Consumer Generated Media)」を利用し SEM 効果の最大化を図る施策のことです。簡単に言うと、「企業が発信する情報に共感・賛同してもらい、ユーザーに情報の2次・3次発信をしてもらいやすくしましょうよ」というものです。

期待できる SEM 効果としては、次のようなものが考えられます。

・Web 上のトレンドを作る起因効果
・企業・商品・サービスなどに対するブランディング効果
・露出口・流入口増加によるサイトのインプレッション数・訪問数の増大効果
・バックリンクによる SEO 効果
・ユーザーコミュニケーションによるシナジー効果

しかも、テクニック、人件費、時間といったことを省けば、上記の効果は無料で手に入れることができるのです。ポイントは1つです。「それは皆が望んでいることなのか?」ということに気を配れば、自ずと良い結果を得ることができるでしょう。これは、こと「SMO」に限ったことだけではなく、SEO・PPC・LPO なども同じです。もっと大きなことを言ってしまえば、世の中にあるサービスすべてが当てはまることなのです。

この大原則を忘れ、目先のテクニックばかりに気をとられていると、大きなしっぺ返しを受けてしまうことになるでしょう。なぜならば、使用するツールも「人」、それを享受するのも「人」だからです。

情報伝達の際、「人」がネガティブに情報を発信したとしたらどうでしょう。きっと、マイナス要素の情報が連鎖しますよね。是非、皆さんがマーケティングをする際には、もう一度「それを皆が望んでいることなのか?」ということを考えてみてください。

さて、大幅に話が脱線してしまったので、本筋に戻したいと思います。

要するに、ここ数年よく言われる消費者行動「AISAS」の「Share(情報共有)」が、新たな「Attention(注意)」・「Interest(興味)」といった消費者行動を生んでいます。これが今の Web トレンドだということを述べたかったのです。

しかし、この「Web2.0」の象徴でもある消費者行動の「Share(情報共有)」が、Web 上の「情報ハウリング」という問題を生んでいるのです。「情報ハウリング」とは、同じ内容の情報がいくつも Web 上に存在しているという状況を指します。(1次配信の情報に対して、引用した情報や、まったくそのままのコピペ情報など)

わかりやすく検索エンジンを使って、情報検索をする時のことを考えてみてください。

友人が「沢尻エリカの問題発言」について Blog を書いたので見てみてくれと言ったとします。もちろん Blog はブックマークしていませんし、URL も知りません。検索エンジンを使用して、友人の Blog の「沢尻エリカの問題発言」に言及した記事を探すことができるでしょうか。

見つけられないことはないのでしょうが、かなり難易度は高いと思います。「見つけにくい」。つまりそういうことなのです。 情報共有することで、普段知り得なかった情報を知ることができる一方で、知り得る機会を損失してもいるのです。

矛盾していると思いませんか。文章を書いていて改めて「ああ、すごく矛盾しているな」と感じています。今はまだ「普段知り得なかった情報を知ることができる」という「恩恵」の部分が強いと思うのですが、時代の流れとして「情報ハウリング」は増加傾向にありますし、今後センサーネットワークなど新しい情報源の追加もふまえると、「恩恵」と「機会損失」のパワーバランスは大きく変わる可能性もあるのではないでしょうか。

Web トレンドに警笛を。

(株式会社ファンサイド AG SEM スペシャリスト 高橋 秀和)

記事提供:ファンサイド AG
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