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2008年7月9日 10:00
日本と韓国のインターネットビジネス最新動向調査
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日本、韓国、中国の Web サイト分析/評価専門サービス。 訪問者数、ページビューなど競争社データ分析。 日本と韓国のインターネットイシュー及び動向分析。Web サイトの訪問者数、ページビュー、順位など分析を通じて、日本と韓国のインターネットの類似一点と差異点を比較する。

日本と韓国の検索サービス比較5―リアルタイム人気検索キーワードで、今のインターネットの話題をリアルタイムで把握

今回は日本と韓国の人気検索キーワードサービスについて見てみよう。

韓国で検索サイトを利用してみると、とある情報を探すためにきたのに本来の目的とは関係のない芸能人関連のスキャンダル情報や、話題となっている事件、事故の情報を検索するのに時間を費やしてしまう場合がある。

このように当初の目的とは異なる検索までさせてしまうメニューの1つが「リアルタイム人気検索キーワード」サービスだ。

韓国の検索ポータルサイト「Naver」、「Daum」などでは、検索ウィンドウの周辺に、リアルタイム検索キーワードが羅列されているのが一般的だ。また検索結果を表示する画面でも、右側にリアルタイム人気検索キーワードの順位を表すメニューがある。

よく目に付く検索ウィンドウの周辺と、検索結果の右側に話題となっている事件や、話題となっている芸能人の名前などが見えれば、何があったのか気がかりを晴らすため検索することとなる。

リアルタイム検索キーワードに登場するキーワードに対する気がかりが全て解決するまで検索を繰り返すため、当初予想していたよりもずっと長い間検索サイトにとどまることになるのだ。

特に Naver のリアルタイム検索キーワードは、1分以内に順位が随時変更されるなどして、リアルタイムで利用者が検索している検索キーワードが反映されるため、現時点でのインターネット上の話題をすぐに把握することができるという点で人気を得ている。

検索サービスを、情報を得るための手段ではなくエンターテインメント領域にまで拡張した方式でアプローチしているということだ。実際にリアルタイム人気検索キーワードの上位に上がってくる検索キーワードは、芸能人やテレビ番組、ゲームなど、エンターテインメント関連の検索キーワードがほとんど大部分を占めている。

このようにしてリアルタイム検索キーワードが人気を得ると、これを他の目的で活用する事例も発生してきている。マーケティング目的で、人為的に商品やサービス名をリアルタイム検索キーワードに登場させるケースが発生したりもしている。

韓国の検索サイトが検索にエンターテインメント要素を追加して、検索利用に対する利用者の忠誠度を高めているとすれば、日本の場合は検索サービスに、別の影響を与える要素を徹底的に排除しているのが特徴だ。

日本の検索サイト「Yahoo! JAPAN」や「goo」、「BIGLOBE」などにも、検索キーワードのランキングサービスがある。しかしこれらのサイトで提供する検索サービスは、1日、1週間単位で検索キーワードランキングを集計して見せるのにとどまっている。

最近、日本版の「Google」では、iGoogle に提供するガジェットとして「急上昇ワード by Google」サービスを提供している。最近20分以内に検索が急増したキーワードを、最大20個まで見ることができ、日本のインターネット上で現在話題となっている事項を把握できるサービスだ。

ただし、このような検索キーワードのランキングサービス全てがメインページや検索ページで見られるのではなく、別途のメニューとして存在している。従って検索中に検索ランキングを見て、偶然ほかの検索キーワードまで気になり、追加検索するというケースは少ない。

韓国と日本の人気検索キーワードサービスの差は、検索に対するアプローチ方式の差に現れているのではないかと考えられる。

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