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日本と韓国の Eコマースサイト比較1―EC サイト利用方法

著者: 株式会社メディアチャンネル ランキードットコム ウェブ分析チーム 執筆:宋恩實(ソング・ウンシル) プリンター用 記事を転送
2008年7月23日 10:00 付の記事
□国内internet.com発の記事

今回は日本と韓国のEコマースについて見てみよう。

韓国では、オンラインショッピングモールを利用した経験があるという回答はインターネット利用者の87.5%、日本では80.9%と、韓国と日本の双方でオンラインショッピングが日常的に利用されている。

購入した品目について調査した結果、韓国は衣料が68.9%、図書/CD が35.2%、化粧品/美容が32.7%、食品が23.7%、コンピュータ/周辺機器が18.5%という順になった(2007年 Rankey.com 調査:複数回答)。

逆に日本の場合、書籍/雑誌が58.6%、CD/ビデオ/DVD が46.4%、衣料/アクセサリー/ファッションが45.3%、旅行/宿泊予約が39.9%、コンピュータ/周辺機器が36.8%という順になっている。

韓国では1位を占めている衣料が、日本では3位になっており、日本に比べて韓国は衣料および化粧品、食品など、日用品に対するオンラインショッピングモール利用が高いことが分かる。この反面、日本は書籍/雑誌、CD/ビデオ/DVD など、カルチャー商品に対するオンラインショッピングモールの比重が相対的に高かった。

日本の場合、商品に関する情報を得る際、EC サイトを利用するというケースが43%となっており、検索サイトが17.3%、価格比較サイトが12.2%という順になっているが、韓国の場合、価格比較サイトが39.2%、知識検索サービスが20.8%、EC サイトに登録されている顧客レビューが19.3%となっており、物品を直接販売している EC サイトよりも中立的な立場から提供される情報に、より多く依存していることが分かる。

韓国ではインターネットショッピングモールブームが起きて、既存の流通秩序を揺るがす現象まで現れたりもした。たとえば本の場合、一般の書店で購入すると、割引や現金のようにポイントなどのサービスはほとんどなかった。

しかし、図書ショッピングモールでは購入時、10%から最大20〜30%の割引サービスを提供し、購入金額に対するポイントも与えて、インターネットユーザーからの注目を集めはじめた。

衣料や食品のように商品ごとの差が大きく、直接見て確認しなければならない品目ではないため、購入する際のイメージと異なる商品が送られて困るということもない。

図書ショッピングモールが人気を得ることで、さまざまなショッピングモール間に競争をもたらすと、無料配送、割引率増、ポイントなどの恩恵が少しずつ拡大し始めた。

また、インターネットショッピングモールの発達とともに宅配サービスも発達。今日注文した本を明日に受け取ることができる、翌日配送サービスが提供されるようになるなど、実際の書店で購入するよりもさらに便利で安く購入できるという認識が広まり、図書ショッピングモールの利用が日常化した。

このように図書ショッピングモールが急速に成長すると、町の小規模書店は売上を減らし、少しずつ姿を消していった。図書ショッピングモールの乱立により、流通秩序や価格体系が崩れることを憂慮して図書正価制が導入され、図書の割引幅を10%と制限するなど、法的に図書ショッピングモールを制限したものの、オンラインに移っていく流れを変えることはできず、図書市場はオフラインの大型売り場を保有する書店と、オンラインの図書ショッピングモールに二分されている状況だ。

数年前まで乱立していた図書ショッピングモールも、加熱する競争と図書正価制による営業活動の制限で「Yes24」「Aladdin」など、上位の大型ショッピングモールだけが生き残る傾向にある。

その反面、日本の場合、図書ショッピングモールはオンライン書店に比べ、価格やポイントなどにおいて大きな差がないためか、オフラインの書店が利用できない時に利用する程度であり、韓国のように既存の流通秩序を覆すほどのブームは見られない。





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