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2009年12月22日 09:00
アイレップの SEM フロンティア
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モバイル SEO における最初の落とし穴

貴社サイトはこのような事態に陥っていないだろうか。

「自社 PC サイトは PC のYahoo!・Google にインデックスされているのに、自社モバイルサイトは、Yahoo! モバイル・Google モバイルにインデックスされていない」

PC サイトとは違い、モバイルサイトはキャリアの問題などで様々な制限がかけられていることがある。このような制限が貴社モバイルサイトを上記のような事態にさせている可能性がある。その制限こそが、モバイル SEO における最初の落とし穴なのである。

今回は、モバイル SEO の落とし穴とそれに対する対処法について紹介したい。なお、キャリアの「公式サイト」と「一般サイト」があるが、本稿は後者を前提に説明する。

●モバイル一般検索の2トップ、Yahoo! モバイル・Google モバイルの特徴
ここで、一般検索エンジンの2トップといえる Yahoo! モバイルと Google モバイルの特徴について紹介しよう。

・Yahoo! モバイル
PC の Yahoo! と同様、Yahoo! カテゴリを用いているディレクトリ型検索エンジン+ロボット型検索エンジン。Google モバイルとは異なり、キャリアごとに違う検索結果が表示される。

・Google モバイル
PC の Google と同様、ロボット型検索エンジンを用いている。3キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)すべて同じ検索結果が表示される。

上記を見ても分かるように Yahoo! モバイルの、キャリアごとに検索結果が異なる点を除けば Yahoo! モバイルも Google モバイルも PC の検索エンジンとほぼ同じ仕様となっている。

では、何故 PC サイトと同じ仕様となっているにも関わらず、インデックスされないモバイルサイトが現れるのだろうか。

●モバイルサイトの最大の特徴「キャリア」の存在
理由は複数あるが、今回はよく陥りがちな落とし穴として「IP アドレスの帯域」を挙げよう。

モバイルサイトの特徴の一つとして「キャリア」の存在がある。モバイルサイトでは、それぞれのキャリアに対応したページを表示させるため、ユーザーエージェントや IP アドレスにより表示するページの振り分けを行っている場合があるのだ。

これが、モバイル SEO を行う上での最初の落とし穴である。振り分け設定が行われている3キャリアは、それぞれ振り分けられたページを見ることが可能となるが、この設定対象に含まれない検索エンジンクローラは、サイト内を見ることができない。従って、サイト内をクロールすることができないのでインデックスもされない、というわけなのである。

●モバイル一般検索エンジンを迎えるためには
Yahoo! モバイルや Google モバイルでは、モバイル検索エンジンクローラのユーザーエージェントや IP アドレス情報の公開を行っている。この情報を元に、モバイル検索エンジンクローラに対してもアクセスの開放を行うことで、「自社サイトが Yahoo! モバイルや Google モバイルにインデックスがされない」といった問題を回避することが可能となる。

下記に記載しているのは、Yahoo! モバイルおよび Google モバイルの振り分け設定の際に用いるユーザーエージェントと IP である。

・Yahoo! モバイル
【ユーザーエージェント】
Y!J-SRD/1.0
Y!J-MBS/1.0

【IP アドレス】
124.83.159.146 〜 124.83.159.185
124.83.159.224 〜 124.83.159.247

・Google モバイル
 【ユーザーエージェント】
Googlebot-Mobile

【IP アドレス】
72.14.199.0/25(72.14.199.0 - 72.14.199.127)
209.85.238.0/25(209.85.238.0 - 209.85.238.127)

(2009年11月17日 現在)

●まとめ
このようなモバイルサイトであるがゆえに起こってしまう問題で悩んでいる会社はまだ多い。検索エンジンクローラーが来訪しているにも関わらず、それを拒否してしまっているのは非常にもったいない状況だと言える。

もしも貴社のモバイルサイトが、まったくインデックスされていなかったら、検索エンジンクローラのアクセスを開放しているかどうか確認してみてほしい。

(執筆:株式会社アイレップ SEO グループ モバイル SEO チーム ディレクター 坂本彬)


記事提供:アイレップ

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