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SEO を効果的にするユーザー視点の Web サイト当社発表の国内 SEO 市場規模予測(2010年1月)において、市場の成長自体は多少鈍化しながらも今後も右肩あがり(今後4年間の見通しでは平均的に前年比率12.9ポイント増加を予測)と予測している。
当社は1998年に日本国内で初めて SEO を事業化し、これまで10年以上企業の支援を行ってきたが、SEO は企業のマーケティング手法として定着をしていることを肌身で感じている。 さらに、いまや企業が SEO の担当部署や専任者を設けるのは珍しくないほど内制化も進んでいる。内制化が進むのはよいことだが、注意しなければならないことがある。それは、SEO のテクニック部分だけにとらわれるのではなく、ユーザーの存在こそが Web サイトの価値を高めることを忘れないようにすることだ。 テクニック部分だけにとらわれるという点で、悪い例として挙げられるのは、意図的(相互リンク、広告などは対象から外す)に行われる外部リンク用サイトが当てはまる。 いまだにインターネット上でしばしば見受けられるが、ページ内の大半がアウトリンクのみで構成されており、ユーザー視点ではそのページから何も得られる情報がないというサイトである。 これはクローラ視点からも同様である。ソース上にプレーンテキストがほぼ書き込まれてなく、<a href="...">〜</a>タグが大半を占めているページに対しては、定量的観点からもユーザーに対して優良な情報を提供していないことは明らかであり、意図的な外部リンク用サイトということも明白である。 上記で挙げたような Web サイトは検索上位にするために操作され、直接ユーザーのために作られたサイトではない。そのため、クローラから信頼が得られていないのである。同様に、このようなページからリンクを受け取ることで受け取り先のページに対しても信頼を置かれなくなってしまう。 では、逆に質の良い(信頼のおける)ページとはどういうものか。質という観点で独自の評価指標により定量化した例として挙げられるのが、言わずと知れた Google の「PageRank」だろう。 その PageRank の算出方法は論文としても発表されており、同様の考え方が他の検索エンジンにも導入されるほどの影響力がある。その算出方法を一言でまとめるのならば「質の高いページからリンクされているページは同様に質が高い」という計算式だ。 詰まるところは多くのページからリンクされるには、Web サイトの本質とも言える、ユーザーに優良な情報を提供することである。Web サイトを運営する側で、「このサイトはユーザーにとって価値のあるものになっているか」と問いかけ、ユーザー目線を見失うことなく客観的にサイトを検証することが必要だろう。 そのページへの信頼が湧かなければ、相互リンクにしろ、広告を出稿するにしろ、掲載にもつながらない。ユーザーにとって適切で多くの情報を扱うことにより、SEO は価値あるマーケティング手法になるのである。 (執筆:アウンコンサルティング株式会社 SEM グループ) ![]()
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