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2012年2月23日 12:00
アウンのグローバルマーケティング動向
アウンのグローバルマーケティング動向 アウンコンサルティング(あうんこんさるてぃんぐ)メールホームrss
日本国内でいち早くSEOを事業化し、検索エンジンマーケティング(SEM)によって上場企業を中心に多くの支援実績がある。2007年から海外向けマーケティング事業を展開し、現在海外に5拠点の現地法人を持つ。本コラムではグローバルマーケティングの最新動向を紹介。

Google、ドアウェイページへの取り締まり強化に対する対処方法

Google が2011年に実施した重複コンテンツおよび低品質コンテンツの精査“パンダ アップデート”が話題となり、各ウェブマスターは保有サイトのコンテンツを見直していることだろう。そんな中、2012年に入り、Google は新たに各 Web サイトへの精査を強化し始めている。それは、誘導ページ(ドアウェイページ)に対する取り締まりである。

誘導ページ(ドアウェイページ)は、以前から使われている用語であるが、改めてどういったページであるのか、確認してみよう。Google が定義している誘導ページ(ドアウェイページ)は、下記となる。(※1 一部抜粋)

“ユーザーを特定のサイトに誘導したり、資料請求などをさせたりすることだけを目的に作られた、ユーザーに独自の価値を提供していないページ群のことをいいます。(いわゆる「サテライトサイト」の中にも、誘導ページにあたるものが多くあります。)”

Google では、下記のような Web サイトを誘導ページ(ドアウェイページ)の具体例として挙げている。(※1)

・品質の低いコンテンツに、ある特定のサイトへのリンクを追加しただけのブログを複数作り、ユーザーを誘導しているケース
・地名以外ほぼ同一の誘導ページを大量に生成しているケース

今回の取り締まりは、Google の Web スパムチームによる手動での精査であったと想定される。精査の対象となった Web サイトは、一時的に Google より Web サイトの評価を減点され、それまで上位表示されていたキーワードにおいては順位の下降傾向が見られる。

Google が定義しているように、本体サイトへの誘導するケースの多いサテライトサイトについても取り締まりの対象となっているため、本体サイト、サテライトサイトを含めた現状順位調査を推奨する。

なお、あなたが保有しているサイトに Google ウェブマスターツール(※2)を導入している場合は、Google から「コンテンツを改善するように」という旨のメッセージが届き、また本件に関連するメッセージが届いていなければ、今回の取り締まりの対象ではなかった可能性が高い。(しかしながら、Web スパムチームによる手動の取り締まり以外にも、アルゴリズムに対する取り締まりも常に自動で実施されているため、メッセージが届いていないからといって安心はできない。)

では、仮に Google からコンテンツの改善を求められるメッセージが届いていた場合、どう対処すべきだろうか。対処方法はとてもシンプルである。しかし、実際に改善方針を基に修正する必要がある場合は、ウェブマスターは速やかに、修正に費やす時間を確保すべきだろう。

改善方針および対処方法の流れは、下記となる。

1.速やかに保有サイトのコンテンツ改善を検討・実施。
→コンテンツ改善へのチェックポイントは下記となる。
・ユーザーを特定のサイトへ誘導するためだけのサイト、コンテンツになっていないか
・資料請求できるページがありながら、資料請求をさせるだけの別ページを設けていないか
・地名や検索条件だけを入れ替えた、ほぼ同一の静的ページを大量に保有していないか

※不動産、中古車、人材サイトなどのような検索条件によって検索結果ページを入れ替える動的サイトは、本件には該当しないと思われる。

→上記のいずれかに該当する場合は、別ページにはない独自のコンテンツを追加し、そのページの存在意義を示す必要がある。Google は、別ページと同じ目的であるページ、または存在意義のないページは有益でないと判断する可能性が高い。

2.コンテンツ改善を実施したのち、Google ウェブマスターツールより「再審査リクエスト」を送信
→コンテンツの改善を実施した旨を Google へ伝える手段。特に Google 側から受領の返信は来ないが、再度あなたのサイトを評価し、コンテンツが改善され、ユーザーにとって有益なコンテンツとなったと評価されれば減点評価は取り下げられ、検索順位も復帰の傾向が見えてくるだろう。(競合サイトの SEO 施策状況は随時変動するため、必ずしも以前の順位まで復帰するとは言えないが)

今回の誘導ページ(ドアウェイページ)の取り締まりにおいても、Google の目的はただ一つ“ユーザーにとって有益なコンテンツのみを見せたい”という概念からであろう。その概念は、パンダ アップデートと変わりはない。

取り締まりの方法は変わっても、ユーザーに対して独自であり、有益なコンテンツのみを提供しているウェブサイト運営が、今後一層必要となる。是非、今一度保有サイトのコンテンツを見直されてはいかがだろうか?


※1出典:Google ウェブマスター向け公式ブログ
※2出典:Google ウェブマスターツール

(執筆:アウンコンサルティング株式会社 マーケティンググループ)  


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