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事業仕分けによる次世代スーパーコンピューターの開発予算削減について、どうお考えですか?
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監視カメラ最近の窃盗事件は手口が荒っぽい。重量200キロ超の金庫くらいならアッサリ持ち去られてしまうし、ブルドーザーでATM設置所が破壊された事件も頻発している。
増える犯罪に対抗しているのは、各地に設置された監視モニターだ。高速道路に設置されたナンバー読み取りシステムは事件捜査に役立っているし、トラブルが多い新宿歌舞伎町は、街全体が24時間モニタリングの対象である。 流通会社A社も数ヶ月前、大がかりな窃盗被害にあった。 連鎖的に店が狙われることを防ぐため、A社は、監視カメラを店内だけでなく、スタッフルームの側にも設置することを決めた。 とはいっても、店内のカメラは、万引きを防ぐために常にチェックされているが、スタッフルームの方は、営業時間中に防犯の役に立つことまったくない状態。結果的に、スタッフルーム側のカメラは店長が従業員を監視するのに使用され、従業員が「どこに立って休んでいると、店長に見つかってしまうか」を学習した後には、なんとなく採用面接の時に活用されることになってしまったという。 A社に面接に来た人は、まず待合室に通される。しばらく待った後に、面接官が現れるのだが、ひとりで待っている数分間も、それとなくモニターで観察されている。 「別に選考上の重要情報ってわけじゃないんですけどね。それとなくモニタを見ていると、実にいろいろな人がいますよね。ジッとしている人が殆どですけど、本を読む人、ケータイをいじっている人、落ち着かない人、部屋のなかを歩き回る人も結構いますよ」 A社の人事担当者Mさんは、モニターでひとりの時の様子を見ることで、面接前から人物像がうかがえる、という。 「例えば、会社資料を見ている人なんかもいますよね。でも、うちの待合室で他の会社の資料みていたりして、しかも面接で『今のところ、御社しか考えていません。落ちたら他の会社を検討するつもりです』なんて言われると、実際のところはどうなのかな、と勘ぐっちゃいますよね」 見られている側はそれと気付かない、映画「裏窓」もビックリな状況だが、Mさんは一度だけ面接でのぞき見を指摘されたことがあったという。 「A社内にはモニターがたくさんありますが、従業員の勤務態度を監視したり、面接に来た人を見ていたりしないんですか?」 こう質問をしてきたのは、中古ブックショップでの勤務経験がある人だった。つまり、A社に限らず、こうしたことは一般的に行われ始めているということなのだろう。 「転職・就職では、相手企業に一歩足を踏み入れたそこからが面接。常に誰かに見られていると思え」かつて、こんな格言(?)があったが、「見られていると思え」ではなく、実際に「見られている」、世の中はそういう時代に入ってしまったようだ。 ※このコラムは、事実を元にしたフィクションです。 |
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