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事業仕分けによる次世代スーパーコンピューターの開発予算削減について、どうお考えですか?
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長期休暇の弊害昨年から今年にかけての年末年始休暇は、暦の関係で9連休の会社も多かったようだ。プラスして、ちょっと前から成人の日が1月第2週の月曜日となった。長い休暇の後、「さて、仕事をするか」とようやくエンジンがかかってきたところで3連休である。なかなかにリズムをつかむのが難しい。
34才のTさんは、大手メーカーの営業企画部で課長代理として勤めていた。仕事内容は組織名称としては営業だが、実態は経理に近い。営業先の与信管理や債権回収が主な仕事内容である。銀行の貸付金の取り立てが厳しくなってからこの方、Tさんの会社の営業先にも倒産が増えてきた。 そんな中、幸か不幸かTさんの実体験も増していき、いつしか会社の中では「必要不可欠な存在」にまで上り詰めていた。 一方、増えつづける仕事の割に給料は上がらず、見ようによっては「便利屋扱い」をされていることに気づいたTさんは、本格的に転職活動を開始。めぐり合ったのが製品群こそ違えども、同じメーカーとして業容拡大中のA社である。 「今の弊社に必要な人材としてピッタリです。経験もさることながら、人物的にもきびきびしていて実にいい。ゆくゆくは、顧客の与信管理だけじゃなくて、全社の内部監査なんかもやってもらいたいような厳しさも併せ持っています。ぜひともTさんに来ていただきたい」 A社の人事責任者は、こう言ってTさんを賞賛し、前職年収プラス200万円の年収を提示。所属する組織名称こそ、「経理部」となっていたが、仕事内容としては前職とほぼ変わらない。Tさんは二つ返事でA社への入社を承諾した。今から1年ちょっと前の、一昨年10月中頃の話である。 「で、Tさん、入社日なんですけど、きりのいいところで年明けの1月からでいいですかね?」 「そうですね…引継ぎやら何やらで11月末には落ち着くと思うんですけど…ボーナスもあるし、有給休暇も溜まってますから、12月いっぱい休んで、リフレッシュしてからA社さんにはお世話になった方がいいですね」 極普通のやり取りである。我々とTさんはそんな会話を交わし、無事TさんのA社入社日が決まった。 ところが、年始仕事はじめから1ヶ月ほどたったある日、A社の人事責任者から気になる話を聞いた。 「Tさんなんですけどね…面接のときには、これはすばらしい人に巡り合えたって思ったんですが、実際仕事が始まってみるといまいちなんですよ。仕事の段取りも悪いし、メンバーへの指示も的確じゃない。ちょっと困ってましてね…」 我々としても意外である。ご無沙汰をわびるとともにTさんに連絡をとると、恐縮したTさんが事情を説明しはじめた。 「いや、どうも年末年始休暇が長すぎたのか、いまだに正月ボケが直んなくて…身体も思うように動かないんですよ。もうちょっと経てば、勘を取り戻せると思うんで…」 聞けば、ずっと忙しかったTさん、ここ数年は3日以上の長期休暇を取得したことなんてなかったらしい。はじめての転職で何かと気を使うこともあってか、Tさんはびっくりするほど消耗していた。 根は優秀な人である。我々はTさんを信じて、「もう少し時間をください」とA社人事をとりなした。 それから約1年。Tさんは「A社になくてはならない人材」と再び言われているようである。 ※このコラムは、事実を元にしたフィクションです。 |
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