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事業仕分けによる次世代スーパーコンピューターの開発予算削減について、どうお考えですか?
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スキンヘッドカジュアルな服装を許す企業が増えている。IT・ネット・広告・デザインといった業界では、ネクタイをしている方が珍しい会社もありそうだ。特にクリエイティブ畑のキャリアの方は、ファッションにもこだわりがあるのであろう、個性的なスタイルである方が多い。
ウェブデザイナー/ディレクターのMさん(27歳)は、190センチ以上の長身に派手なガラのTシャツ、革製のブルゾン、タイトなパンツ姿で転職相談にやってきた。そして、服装以上に目に付いたのが、見事にそり上げたスキンヘッドである。 いかに個性・感性をウリにする仕事をしているとはいえ、面接の時には、それなりの格好をすることが求められる。我々から、面接時のコーディネートについてアドバイスをすることも珍しくはない。 そして、着替えればすむ服以上に難しいのが髪型だ。長髪やアフロドレッドは上手にまとめましょうと話をしているが、スキンヘッドは手直しのしようがない。 Mさんとの面談では、彼の方から服装についての質問をしてきた。 「面接は、やはりスーツ姿でないとまずいですよね?」 「そうですね。カジュアルな服装では、相手によってはいい印象を持ってもらえないこともありますから」 「実は僕、スーツ一着も持ってないんですよ。今の会社も先輩の紹介で入社したので、面接を受けなかったものですから。これだけのためにスーツを買わないといけないのか…」 「ご友人から借りてもいいと思いますよ」 「ああ、そうですね! 友達に舞台衣装の仕事をしているのがいるので、聞いてみます」 外見の強面(こわおもて)とはうらはらに、Mさんからは生真面目さが感じられた。 髪型はどうにもならないが、スーツを着て、話をすれば彼の性格はきっと相手にも伝わるだろう。我々はそう思っていた…。 転職活動をはじめたMさんは、すぐに数社で面接がくまれたが、面接後の企業の反応は腰が引けたものばかりだった。 「正直、彼のような人はちょっと…」 「ちょっと、と言いますと?」 「当社とはスタイルが合わないといいますか…、攻撃的すぎるといいますか…」 また別な会社では 「申し訳ありませんが、キャリア不足で不採用とさせて下さい」 「分かりました。では、そのようにMさんに連絡をしておきます」 「ただ、理由は角のないようにお願いしますね。他にいい人がいたと説明しておいて下さい」 「え?でも、キャリア不足なのでは?」 「本当はそうなのですが、Mさんに反感をもたれてしまうのは困るので…」 面接にいった各社から、ひどく怖がられているMさん。しかし、電話の話し方はいつも丁寧で、攻撃的といった印象はまるでない。どうして、服装にうるさくない会社ですらMさんを敬遠してしまうのか、我々は不思議に思っていた。 謎が解けたのは、数週間後。レジュメの一部を書き直すために、Mさんが面接帰りに我々のところに立ち寄った時であった。 Mさんは白いスーツに黒のシャツ、赤茶のウロコ柄の革靴で登場したのである。そして頭はもちろんスキンヘッド。どこから見ても、真っ当な筋の人間には見えなかった。 「Mさん、そ、その格好は…」 「友達から借りました。サイズが合うのが、これしかなくて」 当人は愛想のつもりか、ニコニコと笑っていたが、我々ですら、あまりの迫力に、後ずさりしたくなるほどであった。 その日、我々がMさんにスーツの購入を強く勧めたのは言うまでもない。 ※このコラムは、事実を元にしたフィクションです。 |
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