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事業仕分けによる次世代スーパーコンピューターの開発予算削減について、どうお考えですか?
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転職フェアの恋人たち予約なしで入れる転職フェアにはさまざまな人がやってくる。
スーツを着て職務経歴書もしっかり持参している「本気モード」の人もいれば、「人が集まっているから何かと思ってのぞいてみた」といった明らかな物見遊山組もチラホラみかける。そして、ここ最近目立っているのがデート感覚でやってくる恋人たちだ。 転職フェアでは企業・業界の区画だけでなく、我々転職アドバイザーによる相談ブースもある。普通、なかに入るのは一人だけだが、恋人たちが一緒に我々の前に座ることも珍しくない。 若手エンジニアとそのカノジョ。仲良く手をつないでやってきた二人は、そのまま我々の前に座った。しかし、転職をしたいのは男性だけ。 「今の会社では技術面に不満があるんです」 たまたま座っていたのが技術に詳しいアドバイザーだったため、会話はどんどん専門的になったが、横でカノジョは目を輝かせていた。 「真剣にお仕事の話しているの、カッコイイね」 かわいい笑顔に本気で照れながら、 「そ、そう?」と、応じるエンジニア君。 見つめ合う二人の姿は微笑ましいが、そんなラブラブぶりを目の前で披露された我々は、どうやって会話をビジネスモードにもどしたらいいのか…。 次に二人で入ってきたのは、女性の方が転職希望の25歳くらいのカップル。 今は管理部門で雑多な仕事をしているので、経理か人事の専門分野を持ちたいがどちらがいいのか分からないという相談内容。カノジョの方が真剣に我々と話しているうしろで、カレシは携帯をいじっている。 「ねえ、どう思う?」という問いかけにも「わからん」という気のない返事。 「もうちょっと関心持ってくれてもいいんじゃないの?」ムッとする女性にカレシも声を大きくする。 「分からないものは分からないって。専門家が目の前にいるんだから、そっちに聞けよ」 そんな痴話ゲンカを目の前でやられた我々は、どうやって場の雰囲気を和らげたらいいのか…。 その後にやってきた二人は、腕を組み、お互いを気づかいつつも品のあるたたずまい。お似合いの恋人同士に見えた。 女性の方が相談があると言い、男性は「一人の方が話しやすいよね。俺はちょっと、周りをブラブラしているよ」と、カノジョを一人残して出て行った。 だが、その直後、男性はふたつ隣の相談ブースへ…。 「すみません。カノジョの相談が終わる前に出たいので、急ぎでお願いします」 「え? どういうことですか?」 「隣の隣で僕のカノジョが別のアドバイザーの方と話をしているんです。それが終わる前にここを出ないと、カノジョに僕が転職しようとしていることがバレてしまうんで…」 「ははあ…。しかし、転職のことは話しておいた方が良いと思いますよ」 男性は顔をしかめて首を振った。 「ダメです。一度それとなく仕事の不満を漏らしたら『大手のA社を辞めるなんて、あり得ない』って。エンジニアとして開発の仕事がしたい、評価が物足りないって言っても、全然理解しないんです。A社というブランドが絶対だと思っているんですね」 「後からだと話がこじれると思いますが…」 「転職先が決まれば、一度時間を取って説明するつもりです。でも、それでダメなら仕方ありません。僕は何があろうとも、前に進むつもりです」 こんなカレシの心の内を知ってしまった我々は(もちろん黙っている他ないのだが)、どうしたらいいのか…。 ※このコラムは、事実を元にしたフィクションです。 |
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