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2007年7月10日 10:00
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人事が不採用ボタンを押す「面接NG回答ランキング」

人事に直撃! NG回答ランキングBEST5

Q.不採用の理由を伝えていますか?

応募者に不採用の理由を伝えてるのは1割強

 自分では何気なく言った言葉、何気なく振舞ったこと、マニュアルを見て「バッチリ」と思っていることが、人事の「不採用ボタン」を押すきっかけになっていることがあるようだ。とはいえ、右のグラフでもわかるように、実際の不採用理由は本人には伝わることは少ないようだ。
 そこで、人事採用も担当する現場エンジニア200人に緊急アンケートを実施。これまでの面接経験で、思わず採用担当が「この人はダメだ…」と感じた言葉や態度を挙げてもらい、その傾向をまとめたものだ。まずは、自分が同じようなことをしていないかチェック。心当たりがある人は、今後はどんな発言や態度に気をつけるべきか、対策を考えておこう。

1位 応募の理由に疑問を感じた
面接官:「当社のどんなところに興味を持ちましたか?」
エンジニア:「えー、特に調べていないので分かりません」

面接で、「御社に興味があり、ぜひ入社したいと思います」と、意欲満々で現れた応募者がいた。そこで、どこに興味を持ったのか聞いてみると、「特に調べていません」という回答。「興味がある」というのは口先だけだとバレバレ。調べずに入社して、合わなかったらすぐに辞めてしまうつもりなのだろうか?



「企画でもエンジニアでもどちらでもいいです」 どんな職業につきたいのかはっきりせず、こちらの職種の提示に左右されすぎていた。「どちらでもいい」といわれると、「本当にやりたいわけじゃないのかな」と思ってしまう。(IT・通信系企業) 「希望の部署でなければ、スグに退社します」 ある意味、潔いが、100%、希望部署の配属となるかどうか保証はできない。「辞めてしまうかも」と思うと、採用の優先順位は下がる。(IT・通信系企業)
「A社、B社も受けています」 「ほかにどこを受けていますか」と聞くと、あっさりと競合の名前を答えた。せめて「○○の理由で御社が第一志望です」という言葉が聞きたかった……。当社に入社したいという強い意志が伝わってこない。(メーカー系企業) 「クリエイティブな業務がしたいんです」 …というので、今持っているスキル以外に、プログラム言語、ISO知識などを学んでいけるかと聞いたら、うつむいてしまった。知りたい、学びたいという意欲がなくて、クリエイティブな業務をしたいという矛盾を感じ、不採用に。(メーカー系企業)
「御社の『××』が好きなので自分もそのような物の開発をしたいです」 その製品、他社の製品ですから。付け焼刃はバレバレ。(メーカー系企業)
「大きなことをやりたいんです」 「当社でどんな仕事をしたいですか?」という問いに対し、上記の回答が。仕事を理解する前から、夢ばかり見ている。こういう人は、たとえ入社したとしても実際の仕事がつまらなくなる可能性があるのでNG。(IT・通信系企業) 「白です。御社の色に染まります」 「あなたは何色ですか?」という質問に対する回答。こんな風に、すべてに関して「マニュアル通り」でした。(IT・通信系企業)
「御社の事業の中で、M&Aについて興味があり、魅力を感じました」 SEなのに、M&Aをやりたいというのはどのようなことか、意味不明。会社のホームページをみて、会社の事業で自分の経験のないことでもやりたいと主張し、結局は何がやりたいのかが分からなかった。(IT・通信系企業)

こんな結果にならないためには……

まずは、面接を受ける会社の事業内容、応募する仕事の中身、必要な技術・スキルは最低限調べておくこと。あいまいな回答や、どこの会社にでも通用する回答に人事は「意欲のなさ」を感じることが多いので、「その会社やその仕事のどこに魅力を感じ、これまでの経験が具体的にどんなところで生かせるのか」をしっかり語れるように準備したい。


2位 面接での会話が成り立たない
面接官:「休日は何をしていますか?」
エンジニア:「休日は1日パソコンに向かっています」

うつむき加減で、ぼそぼそと「1日パソコンに向かっている」といわれると、引きこもりのように思ってしまった。しっかり前を見て言ってくれれば、「勉強でもしているのかな」と思えるのだが…。物事に対する前向きな取り組み姿勢も見えなかったし、人とコミュニケーションを取るのが難しそうに感じ、不採用に。(IT・通信系企業)



「普通に休んでます」 「休日は何をしていますか?」の質問に対する回答。思わず、笑ってしまった。質問する側は、「何をして休んでいるのか」を知りたかったのだが、これでは会話のキャッチボールができない。(IT・通信系企業) 「○○と××と△△…(とにかくたくさんの技術)…の経験があります」 これまでに培った経験・スキルを聞くと、ひたすら言語名や技術の分野を並べる。得意分野を話すとき、具体的な経験を織り交ぜて表現できない人は、プレゼン能力が低いなあと思う。(IT・通信系企業)
「……えーとそれはですね……。逆に御社ではどんな技術が必要なんですか?」 特定技術に関する細かい質問をすると、反応が遅かったり、上記のように逆質問で切り替えしてごまかす人がいる。こうした場合、技術力を疑ってしまう。(流通・小売系企業)
「あのあのあのあの」 緊張するのか、「あの」「その」「えーと」の連発で、言っていることの意味がよく伝わらない人は意外と多い。取って食うわけじゃないので、落ち着いて話して欲しい。(IT・通信系企業) 「僕的には、それ、やってみたいッスね」 学生の延長のような話し方が鼻について、不採用に。たしかに若い人だったけれど、本当に会社員としてやっていけるのか疑問に感じた。(IT・通信系企業)
「大学卒業後、○○社に入社し……(エンドレス) これまで職歴を質問したら、聞かれてもいないことを30分ほど勝手に喋り倒した。状況に応じて必要なことを過不足なく相手に伝えるということは、業務においてとても大切なこと。どんなに高いスキルを持っていても、余計なことを勝手にぺらぺらと喋る人間は信用できない。(IT・通信系企業) 「特にありません」「ちょっとわかりません」 「質問はありますか?」に対しては、「特にありません」。「○○はどうですか?」に大しては「ちょっとわかりません」。この連発。入社したいという意欲がないと判断した。(IT・通信系企業)
「これまで頑張ってきたように、御社でもしっかり頑張りたいと思います」 そう言われたが、経験の中身や、そこで習得したことを具体的に説明できない。何をどうがんばったのかが分からないので、これからどう頑張ってくれるのかが抽象的でイメージできなかった。(IT・通信系企業)

こんな結果にならないためには……

まずは、「聞かれた質問に適切に答えること」が大前提。「特にない」は問題外。人事は「やる気のない人」と思ってしまう。例にあったように「普通に休んでいます」というような、トンチンカンな答えや、聞かれてもいないのに長々と話すのも、「コミュニケーション能力が低い」と判断されがちだ。また、話し方も大切。ボソボソ、うつむき加減でネガティブな印象に。はっきり、自信を持って回答すること。


3位 根拠のない自信過剰
面接官:「当社の業務は、どれくらいでキャッチアップできそうですか?」
エンジニア:「過去に同じような経験があるので、すぐに実務に入れます」

少なくとも私の判断では、経験年数的にもそこまで言い切れることが疑問だった。どこから出てくる自信かはわからないが、言葉の端々に「自分は特別」みたいなうぬぼれが感じられ、鼻についてしまった。(メーカー系企業)



「障害にはすべて一人で対応可能です。これまで一人で対応してきましたし」 障害そのものは技術的な問題なので、一人で解決できる可能性は多々ある。とはいえ、その障害の先には、エンドユーザーに頭を下げる営業などがいるはず。それがわからない「天狗」になっているエンジニアは不要。(流通・小売系企業)
「御社に採用された場合、私は何をすればいいでしょう?」 自分は優秀である、何でもこなせるという根拠のない自信と、その高飛車な態度に驚いた。人を見下げるような態度の人は採用できない。(メーカー系企業) 「まあ、がんばります」 あまりに横柄な態度で、一言。面接を受ける態度とは思えない。へりくだる必要はないが、「まあ」ではなく、やはり「一生懸命」頑張る人を採用したい。(メーカー系企業)
「私のゼミの教授は○○の分野では世界的な権威でして…」 技術領域の特殊性から、大学の専攻分野を重視して採用する。そこで、大学での専攻を質問すると、自分の研究でなく大学、教授の評価、自慢話を延々する人がいる。本人の評価もできないし、自信がないのかなと思ってしまう。(メーカー系企業)

こんな結果にならないためには……

これまでの経験を今後にどう活かせるのか、明確に答えることは重要。ただし、それには「根拠」が必要だ。その会社の仕事を経験もしていないうちから、闇雲に「できます」と言ったところで、「根拠がない」と一蹴されるだけ。「できること」と「これから学ぶべきこと」を整理したうえで話すと、人事からも信頼感が得られるはずだ。



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