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事業仕分けによる次世代スーパーコンピューターの開発予算削減について、どうお考えですか?
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だらしない人転職活動に入っても、Mさんの『だらしない男』ぶりは大いに発揮され続けた。約束の時間に遅刻するのは朝飯前、寝坊で面接をすっぽかし、裸足・サンダル姿でセミナーに登場、役員面接でアルコール臭い息をしていたこともあった。
「退職期間が長くなれば、不利になる一方なんですよ。締める時は、締めないと再就職できません。Mさん、聞いてます?」 我々がそれこそ声を枯らして説いても、Mさんは「いやあ、だらしないのは性分なんですよねえ」と、平気な様子だった。 このままではどうにもならないと思っていたとき、Mさんから一通のメールがあった。 「彼女も転職したいっていうんです。一度会ってもらえますか?」 『だらしない男』の彼女、いったいどんな人が現れるのだろうと我々は身構えていたが、やってきたHさん(29歳)はほがらかで頭の回転が速く、上昇志向は高いがそれでいて押しつけがましいところがない、非常に好感の持てるビジネスパーソンだった。 「今もそれなりに満足していますが、働いている会社は30代になると転職していく者が多いんですね。そろそろ私も次の準備をしてもいいのかもしれないと思いまして」 人材会社でコーディネーターをしていたHさんのキャリアは、決してスーパーではなかったが充分に堅実で、今の市場環境のなかで転職先を見つけるのは簡単なことだった。応募をはじめると、Hさんの選考は順調に進んでいった。 それを見て、さしものMさんも焦ったのだろう。先に転職活動をスタートした自分が3ヶ月以上宙ぶらりなのに、彼女が先に内定を決めてしまうのは、どうしたって体裁が悪い。いや、『生まれついてのだらしない男』Mさんはそんなことは気にしなかったかもしれない。我々のやり方を把握したHさんが彼氏を上手に誘導して応募を増やし、さりげなく服装のアドバイスをして、面接前は品行方正にさせていただけなのかも…。おそらく後者なのだろうが。 いずれにしても、二人はほぼ同時に内定を取って、笑顔で転職(再就職)していった。 もちろん、なぜあのMさんとHさんが付き合っているのか、などと余計な詮索はしない我々なのである。 ※このコラムは、事実を元にしたフィクションです。 |
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