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事業仕分けによる次世代スーパーコンピューターの開発予算削減について、どうお考えですか?
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日本語に難アリ転職市場も国際化が進み、外国籍の方が我々のところに訪れる機会も増えてきている。なかには日本語に堪能な方もいらっしゃるのだが、多くは、少しばかりおかしな日本語の使い手である。彼らとのやりとりには、思わず笑ってしまうことがある。
中近東出身のMさん(35歳)は、大変まめに連絡をくれる方だったのだが、彼はメールや電話で必ず「いつも、お世話しアっております」と、微妙に不正確な定型句を使っていた。まあ、ビジネスの関係は持ちつ持たれつ、ギブアンドテイクなのだから、「お世話しアって」でも間違いではないのかもしれないが、言われた側は苦笑するしかない。 中国籍のLさん(28歳)は笑顔がとてもチャーミングな女性だったが、エージェントは使用人という感覚らしく、いつも担当アドバイザーを呼び捨てにしていた。彼女のメールの書き出しはいつも「○○へ」。電話で直接話している時は「○○さん」と言って下さるが、他の人が出れば「○○にかわって下さい」、出られないときは「○○に伝言して下さい」であった。他の面では愛想が良い方だっただけに、そのギャップは印象的であった。 スリランカ人のKさん(30歳)の口癖は「シキュー」だ。「シキュー、○○さんに取り次いでください」「シキューで、よろしくお願いします」。おかげで連絡のたびに、取り次いだ人が「緊急の要件だそうです」と、あわてた様子で電話をまわしてきた。 しかし、実際に電話をとると「資料送っていただいてありがとうございます。この企業のことで聞きたいことがあります。今でなくても構わないんですけど」と、のんびりした声で言うのだ。「急ぎではないんですね?」と確認すると「急いではいません。あとでシキュー、メールで送って下さってもいいですよ」と、意味不明の返事があるのだった。 レジュメでも面白いものがいくつもある。たとえば、職務経歴書の冒頭が「前略」で始まっているもの。手紙の書き方を参考にしたのだろうが、職歴をいきなり略されては困ってしまう。 あるフランス人は、すべてにおいて日本式をマスターしていることをアピールしたかったようで、年次を表すのに元号を使っていたのだが、なぜか平成の前が明治になっていた。 言葉の問題はその都度注意してしまうが、レジュメを校正してしまうことにはためらいを感じることもある。一般に、日本語はひらがなと漢字を併用しているためか、書くことの方が難しいとされる。あまりにも完璧なレジュメを提出しておいて、面接で日本語がたどたどしいと企業を落胆させてしまうことがあるのだ。 日本語に難があっても、外国籍の方の多くは本国のエリート。知識・スキルは十分にあり、英語などの他の語学力も高い。僅かな言葉の誤用で、失笑されたり、軽々しくあつかわれてはプライドが傷つくことだろう。実際、「日本語に難アリ」であっても、それを承知で面接している企業では、外国籍の方は高い評価を得ることが多いのだ。 一方、日本語が完璧でないことを理由に、門前払いをしている企業があるのも事実である。接客業など、一部の仕事では言葉の問題が重要になるのは理解できるが、外国籍の方を積極的に採用している企業の評価を考えると、もったいない判断をしている企業もまだまだ多いと言えるのではないだろうか。 これは偏見と言うよりも、経験の問題であるように思う。門前払いをしている企業はまだ気づいていないのだろう。滑稽な日本語の裏に、大きな野心と素晴らしい知性が隠れていることを。 ※このコラムは、事実を元にしたフィクションです。 |
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