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2008年6月24日 10:00
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SEからコンサルタントになるための絶対条件

Part1 「ITコンサルタントの価値」って何だ
「コンサルタントの語源をたどると、共に考え意思決定を助けるもの、となる。つまりコンサルタントは、企業の意思決定によい影響を及ぼせるかどうかで価値が決まるのです」。こう語るのは、現在K.I.T.(金沢工業大学)虎ノ門ビジネススクール教授である三谷宏治氏。三谷氏は1987〜96年まではボストンコンサルティンググループ、96年から2006年までアクセンチュアで通算19年間、経営コンサルタントとして活躍。03〜06年まではアクセンチュア・戦略グループの統括エグゼクティブ・パートナーを務めた人物。いわゆる「トップコンサルタント」である。 会場の様子
三谷宏治氏
三谷宏治氏
金沢工業大学(K.I.T.)
虎ノ門ビジネススクール
教授
1987年東京大学理学部物理学科を卒業。92年にはINSEADでMBAを修了。ボストンコンサルティンググループを経て、96年アクセンチュアに転職。2003年に戦略グループの統括エグゼクティブ・パートナーに就任。06年8月にアクセンチュアを退職、教育の道へ。著書に『CRM 顧客はそこにいる』『トップコンサルタントがPTA会長をやってみた――発想力の共育法』などがある。
 それではITコンサルタントの価値とは何か。三谷氏はプロジェクトのフェーズによって、ITコンサルタントに求められるものは変わるという。「ITの最大の意思決定のポイントは『要件』にある。例えば企画フェーズにおけるITコンサルタントの価値は、“やるべきコト”と“できるコト”のトレードオフを考えながら、ITで実現すべき『要件』への適切な助言できるかどうかなのです」と三谷氏。

 構築フェーズにおいてはどうか。三谷氏は、「ITコンサルタントの価値が問われる、4つの勝負どころがある」と言う。それは
1. アーキテクチャの決定
2. 開発体制の構築
3. 進捗管理体制の構築
4. 「要件」実現と予算・納期とのトレードオフ提示

「ITのプロジェクトでは多くの制限とステークホルダー(利害関係者)がある。そんな中で、まずは1〜3の枠組みや体制を構築すること。これができるかどうかで、大方の勝負は決まります。最後に、要件と予算、納期とのトレードオフを経営に対してきちんと提示できるか。これらでITコンサルタントの価値が決まるのです」(三谷氏)
 SEという立場では、上記のような価値を求められることはそれほどない。つまりSEとしての仕事にただ従事しているだけでは、ITコンサルタントへの転身は難しいといわざるを得ない。ではどうすれば、このような価値を顧客にもたらすITコンサルタントに転身できるのか。そのポイントを探るべく、三谷氏を司会に、SEから転身した3人の若手ITコンサルタントによるパネルディスカッションが行われた。次のPartではその模様をダイジェストで紹介する。
Part2.パネルディスカッション「SEからコンサルタントになるための絶対条件」
 パネルディスカッションに参加したのは、ベリングポイントの鎌田幹生氏、フューチャーアーキテクトの末永敦氏、アバナードの山根隆弘氏。3人ともSEからキャリアチェンジし、今活躍中の現役コンサルタントである。
テーマ1「SE→ITコンサルタント」キャリアチェンジのきっかけ
三谷氏 まずは皆さんのキャリアチェンジのきっかけについて教えてください。
鎌田幹生氏(31歳)
鎌田幹生氏(31歳)
ベリングポイント株式会社
マネージャー
Technology Solutionチームに所属。入社以来CRM領域を中心に、クライアントの業務改革の基本構想の立案から業務策定およびシステム設計・導入までの一貫したプロジェクトを経験。最近は、Bearing Point Chinaのメンバーと日中合同プロジェクトを組み、日系企業の中国進出をサポートするというGlobal企業ならではのプロジェクトを経験。
末永 敦氏(35歳)
末永 敦氏(35歳)
フューチャーアーキテクト株式会社
金融統括本部
マネジャー
金融系やIT関係の顧客に対して、業務改革などのコンサルテーションからシステムインテグレーションまでを手掛けている。ITコンサルタントとしてのモットーは、経営戦略を1行のプログラムソースにまで落とし込むこと。
山根隆宏氏(37歳)
山根隆宏氏(37歳)
アバナード株式会社
カスタム開発ソリューション
プリンシパル・ソリューション・デベロッパー
入社以来、多くの開発サイトのマネジメント兼ソリューションアーキテクトに従事。またプロジェクトの合間にマイクロソフト開催の技術セミナーでの講演や、出版業務などにも携わっている。最近のターゲットは、ダイレクトビジネスの創出のために顧客の信用をつかんでいくことに注力している。


▼SEからITコンサルタントになるための条件とは? 続きはこちら!▼


>> SEからコンサルタントになるための絶対条件


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