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ミクシィの“ソーシャルグラフ”データ解析技術とは

Tech総研
2011年10月18日 / 06:10
 
 
ミクシィの“ソーシャルグラフ”データ解析技術とは


2007年ミクシィ入社。レコメンデーションや広告ターゲティングなど、大規模テキストやリンクデータを分析し、サービスへの応用に従事。また、大規模データ解析に関する雑誌の執筆や、アカデミックな情報系学会での委員としての活動をしている。

ソーシャルグラフを分析しその知見を社会に還元する
 

株式会社ミクシィ システム本部 技術部
研究開発グループ リーダー
木村 俊也氏

【図1】What is Social Graph?
8月に都内で開かれた「Japan Innovation Leaders Summit(JILS)」。そのテクノロジー・セッションでひときわ注目を集めたのは、ミクシィの木村俊也氏の講演だった。テーマは「ソーシャルグラフのデータ解析」。ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)が全世界的に隆盛の今、利用者が友人や知人をを探したり、つながったりする時に役立つソーシャルグラフ。その分析はSNSにおける既存のサービスの向上や、新サービスの設計に活かされる。また、サービス提供企業が広告展開などを通してそこから収益を上げていくマネタイジングにも直結する技術である。それだけに、「会員2000万人以上の日本最大のSNS=「mixi」は、どのような手法でソーシャルグラフを分析しているのか」というところに聴衆の関心が集まったのだ。 →講演レポートを読む

「『mixi』は、全ての人に心地よいつながりを提供し、誰もが主役になれる世界を創造することを、事業のミッションとしています。しかし、この心地よさというのは、一体何なのか。定性的には言えても、これを定量的に捉えるのは非常に難しい。『mixi』の中を流れるトラフィックや、そこで交わされるコミュニケーションの成り立ち、コミュニティが生まれる構造などを解き明かすことで、“心地よさ”を定量的、数値的に証明することができるんじゃないか。ソーシャルグラフを分析し、その知見を社会に還元するのが、私たちソーシャルグラフ・プロバイダーの責務だと思うんです」
と、木村氏はソーシャルグラフ分析の意義を語る。

ソーシャルグラフの術語では、SNSの有効会員はノード、そのつながりはエッジと呼ばれる。「mixi」ではノード数が2000万以上、エッジは数億のオーダーに上る。それが日々成長変化する様子をビジュアライズすると、その絵は、円錐状にたくさんの花をつけた未知の植物が咲き誇る姿にも似ている。独自の生態系を持つミクロコスモスのアート的表現とも言えるものだ。(図1)

むろん、このソーシャルグラフの基本は1対1のコミュニケーションだ。「mixi」の日記に「私は今、走っている」と書けば、マイミクの一人が「イイネ」と答える。そのやりとりがコミュニティの中を伝播して、次第に複雑なネットワークを形成する。現実社会とのアナロジーで言えば、コミュニケーションの経路は一つの「道」であり、そこに流れるトラフィックは「交通」であり、ネットワークが集中するクラスターは一つの「町」である。
一つ一つの道の交通を計測し、町の構造を整理して示すことがソーシャルグラフ分析の基本技術ということになる。
 


▼「mixi」研究開発Gで注目しているグラフ専用データベースGraphDBとは?▼


>> ミクシィの“ソーシャルグラフ”データ解析技術とは

記事提供:一歩先が見えてくる エンジニアライフ応援サイト【 Tech総研 】

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