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位置にこだわれ!UI デザインを巡るミクシィの格闘とは

Tech総研
2012年5月29日 / 06:10
 
 
位置にこだわれ!UIデザインを巡るミクシィの格闘とは
誰もが投稿したくなるボタン──バージョン10に込めたもの

UX統括部デザイングループ
永尾 正史氏
UX統括部 デザイングループ
佐々木 りの氏
ミクシィは2012年2月に、iPhoneからソーシャル・ネットワーキングサービス「mixi」を楽しむための公式アプリ「mixi」のバージョン10.0をリリースした(2012年2月27日現在は10.1にアップデートされている)。スマートフォンの本格的な普及に伴い、アプリ開発がリスタートしたのは2010年暮れから。2011年3月に、バージョン2.0.0がリリースされると、その後の改修作業は急ピッチで進む。年内だけで16回に及ぶアップデートが行われ、瞬く間にバージョンは9.2までアップした。  2012年2月の10.0に向けた改修作業は、今まで以上に大幅なものとなった。機能的にもインタフェースデザイン的にもアプリケーションは完全に生まれ変わったといってもよいだろう。デザインチームを率いたのは、2010年中途入社の永尾正史氏だ。
「2.0の時点からこのアプリのUI・UXデザインに関わっていますが、10.0はかなり大きな飛躍でした。ユーザーのコミュニケーションのしやすさに最重点を置き、全体を決めていきました」

デザインで特に注力したのは、片手での操作に留意した「投稿」のUIだ。利き腕にかかわらず操作しやすいように「投稿」ボタンを画面下の中央に置いた。ボタンをタップすると「つぶやく」「日記を書く」「写真アップロード」「チェックイン」の4つの選択肢が出てくる。テキスト・写真・位置情報など、投稿したいというユーザーのモチベーションを上手くとらえたい。「投稿」ボタンが最も押しやすい位置にあれば、ユーザーが必要な動作にスムーズに入っていけると考えた。

iPhoneの標準的なUIから違和感なく入っていけるような工夫もしている。
「スマートフォンに対するリテラシーが高くないユーザーでも、簡単に操作できることにこだわりました。そのためにUIを複雑にすることは、避けなければなりませんでした。iPhoneを購入したばかりのユーザーが自然にmixiのスマートフォンアプリを使えるようになることが理想です」

ただ、一部に関しては、mixiならではのUIを採用する必要もあった。AppleにはiPhoneアプリのUI設計やプログラミングにおける基本的なガイドラインがあり、ベーシックとなるインタフェースデザインを推奨するともに、ルールを設けているルールに反すると、App Storeへ申請時にリジェクトされることもある。

つまり、iPhoneの標準的なUIコンポーネントを用いて、mixiに最適化されたUIを設計する必要がある。ガイドライン遵守し、Appleの文化を守りつつ、いかにmixiを使いやすくするかも改修のポイントだった。標準UIとカスタムUIの結合にも細かい注意を払う必要があったのだ。
 

 


▼mixiらしい温かみや優しい印象を生み出すためのルック&フィール▼


>> 位置にこだわれ!UIデザインを巡るミクシィの格闘とは



記事提供:一歩先が見えてくる エンジニアライフ応援サイト【 Tech総研 】

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