Career

キャリア

グリーが中国で描く、グローバル事業展開と採用の全貌

Tech総研
2012年6月5日 / 06:10
 
 
中国のオンラインゲーム市場は世界トップへ
 沸騰する中国市場──その煮えたぎるさまはオンラインゲームの世界でも同様だ。2012年1月に開催された中国ゲーム産業年会の報告によると、中国PCネットゲーム市場2011年度の売上総額は、2010年比32.54%増の428億5000万元(約5212億7700万円)となった。また、人民網日本語版が伝えるところによると、2014年には80億米ドルの規模を突破して世界トップに躍進することが予想されるという。

 オンラインゲームといっても、その圧倒的多数はPCのインターネットゲーム・ユーザーだ。しかし、モバイルゲーム・ユーザーも徐々に伸張している。中国マーケット専門の調査会社・艾瑞諮詢(以下アイリサーチ)によると、2011年第2四半期、中国モバイルゲーム市場の規模は9.8億元(約84億円)に達し、前年同期比66.1%、前期比11.3%の伸びだったという。ネット通販を含むモバイルインターネット市場全体に占めるモバイルゲームの割合は12.6%で、今後の成長余力はきわめて高い。

 これまでは、スマートフォンの普及率の低さやパケット定額料金制がないなどの条件が、モバイルゲームの成長力を抑制していた。しかし、中国産の低価格スマートフォンが発売され、通信料金の値下げなどを受けて、大手ゲーム会社がモバイルゲーム市場を重要視し始めた。アイリサーチによれば、2012年の中国モバイルゲーム市場の規模は65億元(794億円)に達する見込みだという。

中国での事業展開を本格始動したグリー
 急成長する中国のモバイルゲーム市場に一刻も早く事業展開の足掛かりを作ること。これは日本のモバイルゲーム・プラットフォーム企業としても喫緊の課題である。その中でグリーがまず打った手は、中国のプラットフォーム企業との業務提携だ。グリーは2011年1月、中国最大の時価総額3.2兆円(2011年9月20日時点)を誇るインターネットサービス企業、Tencent社(本社・広東省深セン)と包括的な業務提携を発表した。Tencent社は中国内でゲーム・ポータルやSNSを展開し、コミュニケーション、情報、エンターテインメント、eコマースの多岐に渡る中国最大規模のインターネットサービス・プラットフォーマーとして注目されている。

 業務提携の内容は、まずはグリーの「GREE Platform for smartphone」の仕様と、Tencent社のオープンプラットフォーム「Tencent Wireless Open Platform for Community」の仕様を共通化すること。さらに、中国と日本のゲーム開発企業の橋渡しも行う。国内のGREEパートナー企業に対しては、「Tencent Wireless Open Platform for Community」上でのビジネス展開を支援する。これによって、GREEパートナーは「GREE」に提供するスマートフォン向けソーシャルアプリを、容易に中国でも展開できることになる。

 その第一弾として、2011年11月にタイトーがAndroid端末向けゲーム「特工大戦」(「SPY WARS」)を、Tencent社のスマートフォン向けプラットフォームに提供開始した。この逆方向の流れ、中国製ゲームの日本市場への導入も支援する。こちらもすでに、中国App Storeでストラテジーゲーム部門ランキング1位のiOS向けアプリ「Hoolai三国」が、「GREE」に登場している。



▼中国スマートフォン市場のポテンシャルに期待──▼


>> グリーが中国で描く、グローバル事業展開と採用の全貌



記事提供:一歩先が見えてくる エンジニアライフ応援サイト【 Tech総研 】

New Topics

Special Ad

ウマいもの情報てんこ盛り「えん食べ」
ウマいもの情報てんこ盛り「えん食べ」 「えん食べ」は、エンジョイして食べる、エンターテイメントとして食べものを楽しむための、ニュース、コラム、レシピ、動画などを提供します。 てんこ盛りをエンジョイするのは こちらから

Hot Topics

IT Job

Interviews / Specials

Popular

Access Ranking

Partner Sites