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ミクシィと早稲田大学がデータで明かす SNS の楽しさ

Tech総研
2012年7月17日 / 06:10
 
 

ミクシィと早稲田大学がデータで明かすSNSの楽しさ
SNSのユーザーアクティビティを向上させる変数とは何か

早稲田大学大学院商学研究科教授
早稲田大学IT戦略研究所所長
根来 龍之氏
日本の産学共同研究──これまで製造業企業と理工系学部との産学共同研究の中から、新製品開発のヒントが生まれることはよくあった。最近はサービス系企業が市場分析やマーケティング手法の開発などで、経営学などの社会科学系学部と連携する例も見られる。  IT企業と大学との産学共同研究も進んではいるが、これまではコンピュータやネットワーク技術といった技術面での提携が主だった。ところが、今回のミクシィと早稲田大学大学院商学研究科(ビジネススクール)との取り組みでは、データ解析を通して、SNS(ソーシャル・ネットワーキングサービス)上のつながりとコミュニケーション投稿数について研究するというものだ。

「ミクシィとは実は上場前からお付き合いがあり、2006年には笠原健治社長を取材して、経営学の観点から無料モデルとしてSNSを分析した本を出したこともあります(※)。他事業者や利用者の参加を得て、ネットワーク・サービスを提供するプラットフォーム型ビジネスの成功メカニズムを探ることは、私にとっても重要な研究テーマだったのです」
と言うのは、早稲田大学大学院商学研究科教授(ビジネススクール)で、同大のIT戦略研究所所長も務める、根来龍之氏だ。mixiに限らずインターネット上のコミュニケーションサービスに詳しく、新しいサービスが登場するとすぐ登録してサービスを実体験するという行動派の研究者だ。
 

株式会社ミクシィ
技術部 研究開発グループ
木村 俊也氏
一方で、ミクシィ社内でソーシャル分野における先端技術を調査している技術研究開発グループ・マネージャー、木村俊也氏もこう語る。
「これまで理工系学部との共同研究はありましたが、社会科学系とのお付き合いはなかった。経営学の観点からのIT活用を研究されている根来先生の研究には興味があったし、これからのSNS運営という意味でご教授いただきたいことがたくさんありました」

SNS企業にとって最も重要なポイントは、SNSを日常的に利用するユーザーのつながりやコミュニケーション投稿数だ。「mixi」を利用するユーザーがいかに心地良くそして活発に仲の良い友人とコミュニケーションを楽しめるかは、エンジニアであれ企画担当者であれ、日々取り組まなければならない重要な課題の一つである。

しかし、現在「mixi」を利用しているユーザーは月間1,500万人を超える。ユーザーのコミュニケーションを科学的に捉えようとすれば、膨大なデータの分析が欠かせない。最近でこそ大規模データ分析など、データマイニングの重要性が語られてきている。しかし、日々の業務で必要とされる分析と、「ユーザーがより心地よくコミュニケーションできる変数は何か」といったテーマはまた別のもの。こうした産学共同の機会だからこそ新たに発見できる内容である。

※『mixiと第二世代ネット革命──無料モデルの新潮流』(根来龍之監修/早稲田大学IT戦略研究所編/東洋経済新報社)


▼SNSの「楽しさ」を科学する──大学と企業の研究は直結している▼


>> ミクシィと早稲田大学がデータで明かすSNSの楽しさ

記事提供:一歩先が見えてくる エンジニアライフ応援サイト【 Tech総研 】

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