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2009年11月7日
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E-コマース コラム2007年10月12日 10:00
5分で読めるEコマース事情
5分で読めるEコマース事情 ロックオン オープンソース事業部メールホームrss
日本発のオープンソースECパッケージ「EC-CUBE(イーシー・キューブ)」、広告効果測定「AD EBiS」等、Eコマースに関するWebサービスを展開するECソリューションプロバイダです。

最近話題のあの EC サイト(1)

国内国内internet.com発の記事
近頃、楽しい EC サイトが増えてきた。最新号の雑誌をめくるように、欲しい服を見つけるだけではなく、時間のある時に何気なくサイトを開いてしまう。「ショッピングは、買うまであれこれ考えるのが楽しい!」そんな買い物好きの気持ちを反映したかのような、買い物ならではのリアルな喜びを感じられるサイトが増えているのだ。

第1回目でもご紹介したが、近年 EC サイトでの販売は不向きだと思われていたアパレル業界の EC 進出がめざましく、「衣料・アクセサリー」分野では前年度比が+36.4%となっている。(BtoC 市場の全体的な前年度比は+27.1%)

衣服というのは、本来、試着をしたり、生地や色味を確かめてから買うものだが、Web 上では自分がその商品を利用した時のイメージが非常に沸きにくい。また購入の後押しとなるような店員の着こなしへのアドバイスなどもない。実際に届いた商品が思っていたものと違う!なんて事も多いにありえる事だ。そんな理由からネットでのアパレル商品購入は、購入者にとって垣根の高いものであった。

では、一件、ネット上での販売が不利とも思えるアパレル関連のネットショッピングがどうして、これ程までに成功をおさめる事ができたのか。以下、何サイトか例を挙げてみてみる事にしよう。

ZOZOTOWN は、ユナイテッドアローズ、ビームス、アメリカンラグシー、エックスガールなど、非常に高感度な人気アパレルショップを中心に一つの街を形成している。ショッピングが楽しめる ZOZOTOWN、ZOZOTOWER をはじめとして、ショップのバイヤーやモデルが Blog にて情報を発信する ZOZOWALKER など、コンテンツも充実しており、独特の世界観を作りだしている。

ZOZOTOWN では各店舗のブランディングにあわせたイメージを用意している。店舗の内装や、什器・商品の配置にいたるまで、細部を再現したイメージでサイト内でのショッピングをブランドが用意した世界観の中で行う事ができる。アパレル EC の市場を切り開いたとも言えるサイトである。

同様のサイトに WWCITY がある。こちらは10〜20代の女性に人気を集め、国内外の高級ショッピングゾーンにスーパーブランドと肩を並べる日本発のバッグブランド「サマンサタバサ」が運営する仮想ショッピングタウンである。

渋谷・新宿・青山・銀座・LA。それぞれの街に実在する店舗が軒をつらね、街を移動する事で買い物を楽しめる。WWCITY では、リアル店舗の店員が、着こなしやコーディネートのお手本となりファッションリーダー的な役割を担うように、同世代に指示されている有名人のブログやコラムを利用する人に実店舗で感じる以上のショッピングのリアル感を提供している。

またアパレルのみの扱いではないが株式会社ライトアップショッピングクラブが提供するセレクトショップ BEYES も商品の扱い方はピカイチだ。世界中のこだわりを集めて、本物志向の男性にライフスタイルを提案する EC サイト。知る人ぞ知るブランドを集め、今まで知らなかった商品も思わず手にとってみたくなるような、興味をそそる商品レビューが読んでいるだけでも楽しい。

服飾雑貨、ひとつひとつに対するこだわりが好評であり、女性のファンも多く、8月末にはレディス版も登場する。BEYES では、カッターシャツ一つにしても、糸の産地から生地の織り、背のダーツからカフス部分の仕上げまで、商品をながめながら、知識豊富なスタッフの隣で説明を聞いているような気分になる。一つ一つの商品の背景にある物語を伝える事に余念がないのである。ジャケット・パンツ・ネクタイ・バッグ…いずれも高画質な写真でぐっと近くによって素材感までをチェックでき、細部まで商品の魅力を伝えている。

これらの EC サイトに共通しているのはリアル感である。手法は違うが、ふらふらとウィンドウショッピングをしている時の空気感、実際に商品を手にとった時の期待感を喚起させるのが非常にうまい。これらの EC サイトはモニタを通してでは、五感で感じる事ができないというハンデを見事に克服し、ネットならではの機能を逆手にとってリアル店舗にはない魅力を作り出し、見事集客に成功している。

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