モバイルECを成功させる7つのポイントEC 市場の中でも急拡大を続けているのがモバイル EC である。
モバイル EC とは文字通り携帯電話を介して行われる電子商取引の事。
近年の市場の成長はめざましく、これらは以下のようなモバイルを利用する上でのインフラが整った事によるものである。 ・データ量、時間を気にせずに閲覧ができるパケット定額制 ・3G(第3世代携帯電話)による通信速度の大幅アップ ・各キャリアの検索サイト導入により、公式以外の勝手サイトにもユーザーの誘導がしやすくなった。 さらにモバイル独自の市場の拡大に加え、EC 市場の拡大もモバイル EC の拡大を後押ししている。 そんなモバイル EC の成功ポイントは、PC 版の EC サイトとはかなり異なる。限られた情報の中で、いかにユーザーに商品購入のボタンを押してもらう事ができるのか。今回はモバイル EC サイトを成功させる7つのポイントについて考察してみよう。 (1)リピーター獲得にメルマガを活用する PC 版の EC サイトのユーザー訪問元は、検索サイトからの流入が一番であるが、モバイルにおいてもそうである。初めてサイトにくるユーザーは、検索サイトから訪れる事が多い。それに加えて、いつでもどこでもユーザーが肌身離さず持ち歩いているというモバイルの特性を考えた場合、忘れてはならないのがメルマガによる誘導である。 特にリピーターの場合、ブックマークから訪れるか、メールマガジンの URL から訪れるかどちらかの場合が多い。 モバイルメルマガは通常のメルマガ配信とは異なり、モバイルへ行われた配信はリアルタイムでユーザーに届く。そして URL をクリックすれば、興味のある内容をすぐにその場でチェックできる。サイト誘導施策としては、費用対効果が高いものである。 いかに自サイトの URL がついたメールをユーザーに届けるか。それがモバイル EC の誘因施策としては大切になる。 (2)商品説明は簡潔に モバイル EC では、一瞬で利用者の心を掴まなければならない。なぜならモバイルユーザーは、PC のようにいくつもブラウザを立ち上げて、じっくりと欲しい商品の類似品や価格を見比べるといった購入の仕方はしないからである。 心を動かされた時が買い時であり、興味がなければ離脱も早い。そのようなユーザーを動かすには、PC のように長く詳しい説明をするよりも、適切なキャッチコピーでインパクトを与え、簡潔な商品説明で物欲を刺激する必要がある。一度作ったコピーに満足せずに、常に色々なコピーを試してコンバージョン率を測定しながら試行錯誤してみよう。 (3)リコメンド機能を実装 モバイル EC サイトにおいて必ず実装したい機能。それはリコメンド機能である。 リコメンド機能を Amazon 等で商品を検索すると、自動的に表示される「この商品を買った人はこんな商品も買ってます」という、みなさんもよく見た事のある機能であるが、サイト内でのユーザーの回遊率が PC よりも少ないモバイルにおいて、1回の購入単価をアップさせるには、効率よくユーザーが興味を持ちそうなものを呈示する必要がある。 リコメンド機能を利用すれば、そのユーザーと同じような趣味や嗜好を持つ人が興味を持った商品がわかる。 ユーザーにとっては貴重な情報収集源であり、強力な販売員となるに違いない。 (4)タイムセールや限定品を有効活用 モバイルメルマガのリアルタイム性については前述した通りであるが、この傾向を考えれば、タイムセールや限定品を準備する事は、かなり有効な手段である。 メルマガにこれらの情報を記載すれば、サイトへの来訪も増えるし、何よりその場で即決させる事もできる。 上手にユーザーの買い物気分を盛り上げて、購入につなげよう。 (5)入力は少なく! 文字入力が面倒なモバイルサイトでは、入力部分はシンプルにすることが大切だ。 いざ購入ボタンを押させたとしても、その後にわずらわしい入力が続いては、ユーザーを取り逃がしてしまう。 簡単ログイン機能を実装して入力部分はあらかじめ表示したり、新規顧客であればマーケティングのためだけに利用したい属性情報は最小限にするなど、とにかく入力部分を減らすことが肝要だ。 (6)代引き必須 モバイル EC の利用者統計を見てみると低年齢層、特に学生層に多く利用されている事がわかる。その層はあまりクレジットカードを持たない層であり、手軽に利用できる代金引換で商品を購入する事が多い。 一番利用されているのが代金引換決済、その次がクレジットカード決済となっており、これは PC サイトの全く逆である。 つまり代引きは、PC サイト以上に重要なのだ。 もちろん多彩な決済を用意することは大切だ。自分が使い慣れた決済方法がその店舗にない場合、購入をやめてしまうことが多いのは、モバイルも PC と同じである。 (7)負荷対策を忘れない 忘れがちなのが負荷対策である。 モバイル EC にも、表示されるまでに時間がかかってしまうサイトが、たまに見られる。 メルマガは配信時の開封率が高いために、大量に配信すると、瞬間的にピークが訪れる。限定商品の販売時も要注意だ。 負荷対策が甘いとサイトのレスポンスが悪くなりユーザーは離脱する。これが意外な落とし穴になって、大きな機会損失に繋がることがあるのだ。 記事提供:株式会社ロックオン
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