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ブラウザ振り分けでイメージアップ!ユーザーがどんな端末を使っていても、同じ URL できちんと Web サイトに到達できるようにすること。前回お話ししたように、ブランドイメージを定着させるためには、とても大切ですよね。でも、意外なことにまだまだ浸透しているとは言えません。簡単なのに差がついて企業の好感度も上がる、そんな工夫を取り入れてみませんか。
●User-Agent をご存じですか? 世の中にはいろいろなブラウザがあります。Internet Explorer や Netscape、Opera、Safari。携帯電話も電話会社や機種による違いが存在します。コンテンツを上手に提供するためには、お客さまが使っているブラウザを知るのが第一歩。それを可能にするのが User-Agent(ユーザーエージェント)です。 User-Agent とは、ホームページを閲覧する際にブラウザから Web サーバーに送信される情報の一部です。どのような形をしているのか、ちょっと携帯電話を例に見てみましょう。 ◇User-Agent の例(携帯電話)
NTT DoCoMo は“DoCoMo”、au は“Up.Browser”、vodafone は“J-PHONE”という文字列が含まれます。これを見れば、どの電話会社かが特定できますね。 DoCoMo の携帯電話からアクセスされれば、DoCoMo 用のコンテンツ。PC からアクセスされれば、もちろん PC 用のコンテンツを表示。これを可能にするのが、今からご説明する「振り分け設定」。同じ URL を打ち込まれても、Web サーバー側で User-Agent を調べることで、それぞれの端末にぴったり合ったコンテンツを表示させることができるのです。
あなたの Web サイトが CGI か PHP を使える環境にあれば、この設定が簡単に実現します。今回は、リダイレクト設定を応用した方法をご紹介します。 ●振り分け設定をしてみよう[CGI/PHP 編] お客さまにはお知らせするのは、共通の URL http://example.jp/。そして、それぞれの携帯キャリアごとにコンテンツを準備し、URL を設定。ここでは以下のように設定するものとします。
CGI または PHP を利用して、User-Agent 情報に含まれる"DoCoMo"、"UP.Browser"、"J-Phone"といった文字列を判別し、それぞれリダイレクト先を指定。また、携帯電話を示す文字列が User-Agent に含まれない場合は PC からアクセスされたものとして、PC 用のコンテンツにリダイレクトするようにします。 ・CGI の記述
・PHP の記述
いかがですか?とってもシンプルだと思いませんか。ちょっとしたテクニックで、ブランドメッセージを強めたり、お客さまにとっての利便性を高めることができるとしたら、やっておかないと損ですよね。 「携帯ユーザーの大切さは分かるけど、今のところは携帯電話用のコンテンツを作るところまで手が回らないよ」という場合もあるでしょう。そういうときでも、振り分け設定はしておく方がベター。お客さまが URL を携帯電話から打ち込んだのに、PC 向けコンテンツしか準備されていなかったとしたら、PC 向けのサイズの大きいコンテンツが携帯電話に送られてしまいます。期待していたコンテンツが見られない上に余分なパケット料金までかかってしまったとなれば、お客さまの不満は増大しますよね。携帯電話用のサイトがないなら、PC サイトへに誘導しましょう。「この Web サイトは PC からご覧ください」というメッセージが表示されるだけでも、不快な思いは軽減します。 次回からは、もう少し本格的にやってみたいという方向けに、Web サーバや DNS の設定を含めた方法をご紹介していきます。 |