japan.internet.com
japan.internet.com メンバーID
Twitter
Facebook
RSS
ピックアップ
2008年4月24日 09:00
ハードウェアから見たデータベース
ハードウェアから見たデータベース 佐藤剛宣(さとうたけのり)メールホームrss
db4objects, Inc. 日本支社支社長。日本の組み込み開発者に使ってもらえるデータベースを創り上げようと奮闘中。JavaOne2007 でテレマティクス分野での成果を発表するなど、現在はテレマティクスに集中して活動している。

全記録時代への挑戦

「カリフォルニア大の調査によれば、人類がこの世に現れてから紀元2000年までに、総人類が残した記録データすべてを総合しても、12エクサバイトしかなかったんだ。ところがさ、デジタルメディアの普及で、前世紀の終わり頃から各自の情報ストック量が飛躍的に増えてさ。いまでは毎年、年間1万エクサバイトもの情報が世界中で蓄えられている」(『エクサバイト』服部真澄著 角川書店刊)

これは、「2025年。全記録時代、――」というこの本の帯が示すように、未来のお話。ただ、全人類がどれだけのデータを残したのかというのは、カルフォルニア大学バークレー校が1999年に調査をした実際の話。

Web2.0 というキーワードが2005年に登場して、今日では Blog が一般化し、みんなが情報を発信するようになりましたが、一体年間どれだけのデータが世界中で造られているのでしょうか?

なんと、Brian Bergstein 氏の「So much data, relatively little space」という記事によると、2003年は5エクサバイト、2006年は40エクサバイトだったのだそうです。

つまり今日では、人類20世紀分の記録を毎年100セット以上も作っているというだけでなく、Web2.0 時代に入って、さらにとんでもない勢いでデータが増え続けているのです。

これまでのコラムで、今日コンピュータ性能の鍵を握るハードディスクや次世代ファイルシステムの行方、ハードディスクに取って代わろうとするフラッシュメモリ、そして性能に押されるようにして脅かされるデータの耐障害性などを取り上げてきました。

ハードウェアからデータベースを見てみると、結局見えてきたのは、とんでもない勢いで膨張して、あらゆるところに散在するようになってきているデータをどう取り扱えばいいのか、それとの戦いでした。

しかし、データや情報の目的は、「蓄えること」自体ではなく、「取り出すこと」です。必要な時に必要なデータを取り出すこと。それこそがデータベースの本分だといえます。

そう考えてみると、“全記録時代”への挑戦は、もう一方から見てみる必要があることに気づきます。

どうやって膨大なデータから必要なデータを取り出すのか。

これからは視点を変えて、データを取り出すことに関する様々な話題を取り上げていきますので、お楽しみに。

記事提供:db4objects

プリンター用
記事を転送
この記事をクリップ!
【特別連載企画】au 版「GALAXY」の実力は?--ISW11SC 速攻レビュー
【特別連載企画】au 版「GALAXY」の実力は?--ISW11SC 速攻レビュー KDDI(au)から、NTT ドコモの人気スマートフォン「GALAXY S II」を大幅に進展させた「GALAXY SII WiMAX ISW11SC」が発売される。サムスンがこれまでに蓄積してきたノウハウが詰まった本機の実力をレポートする。
⇒詳細記事はこちら
⇒連載記事一覧はこちら
注目のトピックス
最新コラム一覧
百式のネットビジネス研究
百式のネットビジネス研究
フリーランスな人が多い今だからこそ…「FREELANCE THANKS」
アウンのグローバルマーケティング動向
アウンのグローバルマーケティング動向
Web プロモーションにおいて大切なこと―年度末編―
週刊-サイト別アクセス状況データ
週刊-サイト別アクセス状況データ
12月の主婦層、ベルメゾンが首位を維持(VRI 調査)
多言語×Web×海外マーケティング情報
多言語×Web×海外マーケティング情報
海外発、注目 AR プロモーション
エンジニア転職ノウハウ開発室
エンジニア転職ノウハウ開発室
楽天が目指す変革──Globalization、Agile、Big Data
中国・台湾ネットビジネス情報最前線
中国・台湾ネットビジネス情報最前線
中国から Web を見てもらいたいならば
マーケティングに活用できる最新トレンド
マーケティングに活用できる最新トレンド
改めて、「導線」最適化に目を向ける
次世代マーケティングチェーンの視点
次世代マーケティングチェーンの視点
ソーシャル時代における BtoC 型 Eコマース成功のポイント
Copyright 2012 internet.com K.K. (Japan) All Rights Reserved.