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2009年11月7日
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メールマーケティングの効かせ方
メールマーケティングの効かせ方 鶴本 浩司(つるもと こうじ)メールホーム
マーケティング構成作家。メールマーケティングのコンサルティングやプロデュースを手がける。 近著に、「顧客に選ばれるEメールマーケティング」がある。

そのメルマガ、もしかしたら迷惑メールかも!? (ユーウツな水曜日)

国内国内internet.com発の記事
またユーウツな水曜日の朝がきた。

メールソフトを立ち上げると、やはり新着メールの中に「そのメルマガ」は紛れ込んでいた。
毎週水曜日は「そのメルマガ」の定期配信日。今まで一度も遅れたことがない。それほど忠実で几帳面なメルマガだ。

ここで言う「そのメルマガ」は、頼みもしないで一方的に送りつけてくる、いわゆる迷惑メール(スパムメール)ではない。「配信に同意」した、つまりオプトインの手続きを経た礼儀正しいメルマガである。

配信が始まった当初は律儀に読んでいたものの、やがて興味は失せ、いつの間にか読まなくなった。だから担当者には悪いけれど、配信されてもまったく読んでいない。

じゃあ配信解除の手続きをすればいい、と思われるかも知れない。ところが問題はまさにそこにある。

解除するためには、解除手続きのURLをクリックしてウェブ画面を立ち上げ、「本当に解除していいですか?」という恫喝にも思える画面で確認ボタンをクリックし…、という作業が待ち受けている。それよりも「削除ボタン」ひとつで闇に葬れば、とりあえずはその場しのぎができる。だからつい楽なほうに走る。

確かに自らの意思で配信を希望したのは事実だ。それなのに今では、差出人欄にその企業名をみるだけでうんざりした気持ちになる。
そうなると、いくら本人が望んだメルマガとは言え、マインド上では迷惑メール(スパムメール)となんら変わりなくなってしまう。

それを避けるためにはどうするか? 配信開始から一定期間が経過したら、再度、本人の意思確認をするのもひとつの方法だ。「定期配信して今回で1年になります。もし継続配信を希望する場合は、次のURLをクリックしてください」。つまり再オプトインである。そして希望者には引き続き配信を続ければいい。

そんなことしたら読者数が減ってしまうではないか、という反論も聞こえてきそうだが、その考え方自体、じつは企業の論理に陥っている証しだ。本当に価値のあるメルマガなら、きちんと読者は再オプトインしてくれる。もし読者が激減してしまうようであれば、その理由は2つしかない。コンテンツに価値(魅力)がないか、もしくは、再オプトインを促す意思確認のメールすら読まれずに、差出人欄と件名だけみて削除されているか。 もしかしたら、それだけの数の読者が、差出人欄にあるその企業名を目にしてはうんざりしていたかも知れないのだ。

やがて水曜日。パブロフの犬のように削除ボタンをクリック。しかし7日後、また「そのメルマガ」はやって来る。そう思うだけでユーウツになる。


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