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2009年7月4日
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Eメールマーケティング事情
Eメールマーケティング事情 吉田 憲人(よしだ のりと)メールホームrss
米国メールマーケティング事情に精通。メールマーケティングと CMS サイトを連動させる Web マーケティングを展開中。法人中心のコンサルティングを提供するゴヤット LLC 代表。

「無料メルマガサイト」のビジネスモデル

国内国内internet.com発の記事
今年8月31日、「女性のためのメルマガストア ティアラオンライン」がサービスを停止した。無料メルマガサイトの老舗の一つであった。

ティアラオンラインは1999年4月に開設され、その後2001年2月には「まぐまぐ」を運営する株式会社まぐクリックと業務提携および合併をしたが、結局この夏でその役割を終えることとなった。

一般的に無料メルマガサイト(メルマガスタンドとも呼ぶ)のビジネスモデルは、発行されるメルマガに掲載する「5行広告」だと言われている。そしてこのビジネスモデルを成功させるには、質の良い読者をどれぐらい抱えるかにかかっている。

また無料メルマガサイトでは、独自に発行する「新規登録メルマガの紹介メルマガ」があり、広告収益の大部分はこのメルマガから得られる。読者数が非常に多いからだ。

代表的なものにまぐまぐの「ウイークリーまぐまぐ」や Pubzine(パブジーン)の「パブジーンタイムズ」などがある。これらメルマガのヘッダーやフッターに「5行広告」が掲載されているのだ。

さて、上記のようなメルマガの「5行広告」モデルが脚光を浴びていた1999年から2000年にかけて、Pubzine だけが法人向けのメルマガ配信代行 ASP サービスを自社のビジネスモデルとして取り上げた。現在もそれが主な収益源となっている。最近は、他の無料メルマガサイトもこのビジネスモデルに追従し始めている。

その一方まぐまぐは、有料メルマガを次の収益源として検討するサービスをやり始めた。さらに、サイトの集客力とメルマガを活用した数々のビジネスモデルを検証し始めている。

今でも新規に無料メルマガサイトをオープンさせビジネスを展開しようとしている法人がある。新規参入サイトのほとんどのビジネスモデルには、残念ながら新規性はない。無料メルマガサイトのビジネスモデルは、この1、2年踊り場で止まっている。

回りの環境を見ると独自配信の企業メルマガやネットショップメルマガが溢れている。無料メルマガサイトのビジネスモデルは、先細りのように見える。

新たな収益源となるビジネスモデルがもう無いわけではない。無料メルマガサイトには、まだ隠された収益源を生む種が宿っている。それが見えているかいないかの違いが、今後の無料メルマガサイトの生と死を分ける。

これが、退役した無料メルマガサイトウェブマスターからのメッセージである。(執筆:吉田憲人 Eメールマーケティング コンサルタント)

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