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Eメールマーケティング事情
Eメールマーケティング事情 吉田 憲人(よしだ のりと)メールホームrss
米国メールマーケティング事情に精通。メールマーケティングと CMS サイトを連動させる Web マーケティングを展開中。法人中心のコンサルティングを提供するゴヤット LLC 代表。

日本発「戦略的メルマガの導入」

法人企業から送られてくるメルマガのほとんどが、 「お知らせメルマガ」の領域 を脱していない。

なぜなんだろうか。

いつもこんな疑問を抱きながら、 法人企業から送られて来るメルマガを読んで いる。 「お知らせメルマガ」の目的は、 Web サイトの更新情報をプッシュ型で読者に知らせ、 Web に誘導することだ。

ここには、メルマガを戦略的に使うという考え方がない。 メルマガで読者を Web に誘導するという使い方は、 メルマガが持つ能力のごく一部だ。

「お知らせメルマガ」は、 ニュース系メルマガが持つ限られた効力しかないということを、 法人企業は気が付いていない。 ニュース系メルマガの効力はその日限りで、 ニュースの鮮度が落ちれば効力を失う。 読者は、次のニュースを受け取った時点で前のニュースを忘れる。

「お知らせメルマガ」は、一方通行の情報発信だ。 こんな使い方で満足していいのだろうか。 もっと、付加価値の高い使い方があるはずだ。

Eメールマーケティングコンサルタントとして、 「戦略的メルマガの導入」を勧めている。 「戦略的メルマガの導入」の目的は、 メルマガの付加価値向上にある。

メルマガの付加価値が高くなればなるほど読者の質も高くなってくる。 読者数が100万あっても見てくれない、読んでくれない、 反応してくれない読者では意味がない。

付加価値のあるメルマガは、 読者に読んでもらった後にメルマガ発行企業が求めるアクションを起こさせる。 読者に尋ねれば、返信メールが来る。 本当の意味でのワンツーワン関係をメールで作れる。

メールは本来双方向のツールだ。 メルマガも双方向のツールとしての機能を持つ。 その機能を掘り起こす戦略的メルマガが少ない。

戦略的メルマガの導入は、ただ、 メルマガを編集して発行し、 その後のクリック数を見て、 次回のメルマガの内容を検討するだけではない。

もっと根本的なことから始まる。 ほとんどの法人企業は、 求める読者の集め方からしてボタンの掛け違っている。 そのため、 メルマガをある期間発行してしまった後で、 方向転換が出来なくなっていることに気が付く。

戦略的にメルマガを導入していないためだ。 だだ、メルマガで情報発信をすればいいという時代は、 20世紀のメルマガの発行方法だ。 21世紀のメルマガは、 メルマガの付加価値を追求する戦略で読者とともに市場開拓をする。 (執筆:吉田憲人 Eメールマーケティング コンサルタント)


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