クレジットカードの普及が中国eコマースの発展に寄与株式会社サーチナは、2004年4月に予定して
いる「中国生活者の生活実態−
サーチナ中国白書2004-2005−」(サーチナ総合研究所編著)の刊行に
あたり、「生活の中のITに関する調査」
を実施した。
決済方式の方向性を聞いたところ、「オンライン決済」と「クレジットカード」との回答がそれぞれ3割以上を占めた。 今後の趨勢として非現金化が進むと考える中国の一般消費者が多数を占めている。 「今後利用してみたいオンラインサービス」 でオンラインバンクが最も多くなるなど、e コマース普及にとっても非現金消費は重要なカギを握ることになる。しかし同時に、 個人情報の流出などの信頼性という面では、いまだ市場は整備されておらず、今後の大きな課題とされる。 クレジットカードでは、アメリカン・エキスプレスが中国工商銀行と提携してアメックスカードの発行を発表。 外資系への市場開放も進んでおり、カード消費の普及が中国 e コマースの発展を大きく後押しすることになりそうだ。 また、中国本土の他銀行間での ATM 及びクレジットカードサービスである「銀聯」が、香港の銀行ネットワークと連結。香港における人民元取り扱い業務の解禁や香港への個人旅行ブームによるクレジット消費の拡大にも期待がかかっている。 調査は、サーチナの関連会社である上海新秦信息諮詢有限公司(上海サーチナ)を通じて、中国全土に配した自社モニター男女5000人に対して行った、オンラインアンケート方式によるもの。調査期間は2004年3月5日から15日まで。 (執筆:サーチナ・吉田雅史) |