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2008年10月11日
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サーチナ・中国IT最新レポート
サーチナ・中国IT最新レポート 齋藤浩一(さいとうこういち)メールホーム
(株)サーチナ・メディア事業部所属
中国専門ポータルサイト「中国情報局」の編集など
「中国IT白書」の編集にも参画

中国:日本企業のITイメージは希薄、ソニー人気は健在

国内国内internet.com発の記事
「 IT 」という枠組みで幅広く代表的な中国国内外の企業を列挙し、中国消費者にその信頼度を聞いたところ(複数回答)、 最も高い支持を獲得したのは聯想(レノボ)で57.8%に達した。

これは株式会社サーチナが関連会社で ある上海新秦信息諮詢有限公司(上海サーチナ)を 通じて行った「生活の中のITに関する調査」 によって明らかになったもの。聯想は中国市場における圧倒的なブランド力を改めて証明した。 しかし、その他の上位は海外大手メーカーに占有されており、中国市場での海外メーカーの強さが光る結果となった。

2位以下は、「マイクロソフト(44.2%)」「 IBM (43.9%)」「インテル(41.3%)」「ソニー(39.3%)」。マイクロソフトの 高い支持率は、中国のOS市場で脱 MS に向けた Linux 導入を推進しながらも、「 Windows 」の独占市場が続く現状を色濃く 反映した形といえる。

日本企業としては「ソニー」が上位に食い込んだ以外は、軒並み低迷した。日本企業の中で第2位の「松下電器」は25.1%となり、 全体としては11位。以下「東芝」「キヤノン」「 NEC 」「日立」と続いた。「ソニー」は、PC の「 VAIO 」やデジカメの「 Cyber-shot 」 など、売り上げで常に上位にランクされ、中国市場でもそのブランド力は健在だ。

中国市場では、日本企業に対する技術面での評価は高いが、個々のブランドイメージはそれほど浸透していない。 また、日本企業はITというよりも家電としてのイメージがいまだ根強く残っていることも今回の結果に反映されていると考えられる。

中国メーカーとしては、「海爾(ハイアール)」が32.1%で9位、家電最大手であるが、近年の携帯電話市場への積極的な参入と 中国企業のトップブランドとしての力がポイントに加算されている。また、PC を中心にハイテク産業の多角経営に乗り出す 「方正(ファウンダー)」は32.0%で10位。海外戦略に活発的な動きをみせる「 TCL 」は14位にランクした。

しかし、中国ハイクラス消費者において、高級志向がますます高まりをみせる中で、海外メーカー製品のブランドバリュー、 高品質というイメージが市場で支持される傾向にあるようだ。

この調査は、上海サーチナが中国全土に配した自社モニター男女5000人に対して行った、オンラインアンケート方式によるもので、 調査期間は2004年3月5日から15日まで。なお、調査の詳細に関しては、2004年4月26日に刊行した中国生活者の生活実態− サーチナ中国白書2004-2005−」(サーチナ総合研究所編著)に収録されている。

(執筆:サーチナ・吉田雅史)
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