|
|
 |
株式会社サイバーブレインズ |
急激な変化と地域格差、そして特異な商習慣、統計データの不足といったキーワードに代表される中国を、正確に把握するための最新のデータをご提供いたします。
|
|
|
|
|

 |
中国の車載IC市場の現状と今後(1)
著者: 株式会社サイバーブレインズ 谷本 秀一 プリンター用 記事を転送
▼2004年6月11日 00:00 付の記事
□国内internet.com発の記事
〜車載ICメーカーが虎視眈々と狙う、21世紀最大の巨大自動車市場、中国!〜
2006年に関税25%に引き下げ、マイカー人口は年率50%増
中国の広州市でアコードやオデッセイを生産している広州ホンダは、「生産が追いつかない状態」と嬉しい悲鳴をあげる。2001年の生産台数は年間5.2万台、2002年は5.9万台であった。2003年には11.5万台と倍増する見込みのもとに、生産拡大が進行。この勢いは今年も続くものとみられ、2004年には年産24万台、1日当たり1,000台の生産体制を築く。
中国政府の統計をみると、中国の自動車市場のブレイクぶりは、広州ホンダだけに限ったことではない。2002年の中国の自動車生産台数は325万台で前年比38.5%増と好調な伸びを示した。そのうち、乗用車は109万台で前年比55%増、トラックが110万台で前年比36%増、バスが106万台で前年比27%増となり、乗用車の伸びが目立つ。2003年の中国の自動車生産台数は380万台、そのうち乗用車は150万台と大幅に増加するものと予測された。
北京や上海では、週末の自動車ディーラーは非常に活気に溢れ、マイカー時代の到来さながらだ。中国の自動車市場が急発展しているのは、乗用車の購入者層が拡大したためだ。これまでの自動車購入者は、開放政策により誕生したスーパーリッチと呼ばれる「富裕層」であった。2003年からは、住宅購入を終えた30代から40代の中間層が、次々にローンで自家用車を購入するようになった。
その他に、中国の WTO 加盟が自動車メーカーに与える影響も大きいといわれている。2006年までに自動車の輸入関税は、現在の80%から25%に引き下げられる。そのため、世界中の自動車メーカーが中国市場に乗り込み、中国の自動車メーカーと共に合従連衡を繰り広げている。国家重点企業として中国政府に認められた3大自動車メーカーを中核に、現在中国では外資自動車メーカーの合弁提携交渉が加速している。
中国の3大自動車メーカーとは、長春の一汽集団(第一汽車)と湖北省の東風汽車、上海の上海汽車の3社だ。一汽集団はトヨタ、マツダ、ダイハツ、フォルクスワーゲンと提携。東風汽車は日産、韓国の現代グループと関係のあるキア自動車、プジョー・シトロエンと提携関係を樹立。上海汽車はGM、いすず、富士重工業と提携している。
その他、北京汽車はダイムラー・クライスラー、三菱自動車と提携。広州汽車はホンダ、長春汽車はスズキとフォードと提携関係を結んでいる。中国の巨大自動車市場をめぐる覇権争いのスタートラインに全社が勢揃いしたことになる。(次回に続く)
(記事提供:サイバーブレインズ)
|

 |
|