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齋藤浩一(さいとうこういち) |
(株)サーチナ・メディア事業部所属
中国専門ポータルサイト「中国情報局」の編集など
「中国IT白書」の編集にも参画
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デル、中国 PC 市場で急成長、要因は新直販モデル
著者: 株式会社サーチナ 執筆:サーチナ・吉田雅史 プリンター用 記事を転送
▼2004年8月3日 00:00 付の記事
□国内internet.com発の記事
パソコン世界最大手である米デルの CEO(最高経営責任者)に新任したケビン・ロリンズ氏は、先日日本を訪問し、日本市場戦略を発表した。その同社が、日本同様に重点市場に位置付けているのが中国だ。ロリンズ CEO は中国も訪問、近年、中国市場で猛烈な勢いをみせるデルの今後の戦略に注目が集まった。
ロリンズ CEO の訪中目的は、第1に中国市場重視の明確化、第2に米インテル社との協業による64ビットサーバの推進、第3に企業ユーザーの開拓、が挙げられている。
インターナショナル・データ・コーポレーション(IDC)の調査データによると、2004年第2四半期(4-6月)のアジア・太平洋地域(日本除く)における PC 出荷台数で4位。前年同期比では38.8%増となり、上位陣の中でも増加幅は突出している。
さらに上海新秦信息諮詢有限公司(上海サーチナ)が傘下サイト「新秦調査」のオンラインモニターを利用して実施した第3回 PC 調査では、海外メーカーとして IBM を上回る人気を獲得した。
同社は、「デル・モデル」とも言うべき直販方式で中国市場に風穴を開けた。しかし、参入後は中国の特殊性に合わせて直販だけに頼らない柔軟な姿勢をとってきた。中国市場での成功は、同社の世界展開では異例とも言えるこの戦略が奏功した面は大きい。ロリンズ CEO は、直販は同社の中心戦略に変わりはないとするものの、中国市場では戦略的な中間業者を迎え入れる方針も発表している。
デルは、急成長を遂げる中国 PC 市場の波にうまく乗り、事業を拡大させてきた。デル・ブランドが中国の消費市場に広く浸透し始めたところで、今大きな話題となっているのが同社の中国家電市場への参入である。それだけに、ロリンズ CEO の今回の訪中は PC 業界だけでなく、家電業界でも高い関心を呼んだ。
同社はすでに米国市場で液晶テレビ、プラズマテレビ、PDA、MP3などを販売。中国でも家電市場への参入となれば、低価格戦略と圧倒的なブランド力を誇る同社は中国家電メーカーにとって大きな脅威になるとみられている。
しかしロリンズ CEO は、これに対して「(同社にとって)消費電子市場はあくまで第二事業」とし、中国市場は主力事業である PC、サーバーで攻略すると公言。しかし、遅かれ早かれ中国市場でデル・ブランドの電化製品が市場に現れる日は訪れるとみて、中国メーカーは警戒心を募らせている。
(執筆:サーチナ・吉田雅史)
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