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中国:3G業界の発展趨勢
著者: 株式会社サイバーブレインズ プリンター用 記事を転送
▼2004年10月7日 00:00 付の記事
□国内internet.com発の記事
3G(3rd Generation)とは、無線通信や国際的な通信ネットワークなどを緊密に融合させた第3世代移動通信技術ものを指す。
中国の通信業界でも、3Gが近年大きな話題となっている。業界関係者によると、中国で3G携帯電話が世に出る際には、電話番号は現在と同じ11桁となる予定であるが、現行の「13×××××××××」というかたちではなく、新しい番号になるという。しかし、3G携帯電話が果たしていつ出るかについては、現時点ではまだ不確定である。
過去3年間、世界の通信業界の成長を牽引してきた多国籍企業は、中国において3Gネットワークが構築されるのを心待ちにしている。今年に入り、3Gは世界同時進行でその導入が急ピッチで進み、それにつられるように中国の3Gの成長も加速している。
しかし現在の中国携帯電話業界は、電話機の重要部品や基礎的な通信技術の大部分を全て輸入に頼っている。このような外国頼みの局面を打破するため、中国政府は3Gに自国の技術を採用する計画である。また中国国内の産業を保護するため、1999年より世界的にも新しい TD-SCDMA 標準の開発を始め、2005年半ばには、実用投入を開始する予定だ。業界専門家は、政府が強力に進めるこれらのプロジェクトを背景に、2005年から2006年の間に3Gを全面的に導入するのが、同業界の持続的高成長を促すと声を揃えている。
現在、中国国内の3G分野においては、チャイナユニコム(中国聯通)とチャイナモバイル(中国移動)が他のキャリアに比べて優位な立場にある。特にチャイナユニコムはすでに680億元を投資して CDMA1X ネットワークを構築している。そのネットワーク技術は引き続き強化されつつ、今後の中国3Gネットワーク事業の基盤作りが進められている。
先ごろ、上海のある企業により、中国における初代の3Gチップが開発された。これは国内携帯メーカーのチップにかかるコストを大幅に下げ、価格競争力を高め、中国3G市場の発展を大いに加速させる見込みだ。
3Gの実用化と普及のためには、同業界内の企業間協力以外に異業種間の協業も必要である。これは3Gの発展が3G関連業界ばかりでなく、他の業界の企業にもさまざまなビジネスチャンスをもたらすことを示している。例えば、電信設備メーカーとコンピュータメーカーの協力、製造業と交通業界、あるいは流通業とクレジットカード業界の協力等である。中国においても、各業界で、これら異業種間協力の可能性を模索する動きがすでに始まっている。
中国情報産業部の予測によれば、2006年の3G市場は WCDMA 約65%、CDMA 2000 1X 約20%、TD-SCDMA 約15%という構成比になるという。中国が独自の3G技術開発に積極的に取り組んでいるのは、このプロジェクトが、中国と国際的な先進携帯電話メーカーとの間の技術格差を埋めるために重要であり、現在のモバイル市場の構造を一新するきっかけとなる可能性を認めているからにほかならない。
一方で、一部の専門家は、3Gの開発と実用化には多額の資金が必要となり、通信業界の技術の進歩は非常に急速であることから、中国独自の3G開発が軌道に乗るかどうかは、さらにその動向を見守る必要があると指摘する。(記事提供:チャイナサーベイ)
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