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2008年10月14日
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SNSをビジネスに活用しよう
SNSをビジネスに活用しよう 斉藤 徹・福田 浩至(さいとう とおる・ふくだ こうじ)メールホームrss
SNSコミュニティを簡単に構築できるASPサービス Looops を開発。ビジネスへの戦略活用を提案している。

第五十三回 「携帯 SNS が導くケータイコンテンツ2.0(3)携帯 SNS 普及の背景」

国内国内internet.com発の記事
前々回前回と二回に渡って国内外の携帯 SNS を紹介した。携帯 SNS がこのような普及を見せている理由は何だろうか。

PC 版において mixi が圧倒的な成功を収めたからといって、各社とも携帯での SNS を成功させる公算があったわけではないだろう。実際、PC版 SNS と携帯 SNS は、似ているようで大きく異なっており、携帯に固有の特性を十分に把握しなければユーザーの獲得は難しい。

今回は、携帯の特性を明らかにし、携帯 SNS 普及の主な理由を探ってみよう。

1. 10代ユーザーへのリーチ

携帯と PC との大きな違いの一つとして、携帯が「個人」に密着したツールであることが挙げられる。このことから、PC を持たない携帯ユーザーがインターネットにこぞって参加できるようになり、結果として mixi に登録できなかった10代の携帯ユーザーが軒並みモバゲータウンに参加した。また、10代ユーザーは元来クチコミによって流行を加速させる特徴を持っており、このことも携帯 SNS の爆発的普及に寄与したと考えられる。

2. コンテンツを通じたコミュニケーション

従来は、携帯によるコミュニケーションといえば通話とメールであり、携帯コンテンツはコミュニケーションと切り離されていた。しかし携帯 SNS では、コンテンツの利用とコミュニケーションが違和感なく接続されている。ゲームの競い合いや、日常生活を映し出した画像への共感、皆で集まって作る携帯小説など、コンテンツを通じたコミュニケーションを生み出したことも、携帯 SNS を普及させた大きな要因だ。

3. リアルタイムコミュニケーション

携帯はその名の通り常に持ち運ばれている。そのため、SNS からの新着情報をメールで通知することで、その場でリアルタイムにユーザーを Web に参加させることが可能だ。ユーザーは通勤通学時間や休憩時間、待ち合わせ時間などの細分化された時間を頻繁に SNS に投入し、リアルタイムで散発的なコミュニケーションを繰り返すようになったのである。

携帯 SNS は、PC サービスが活用できなかった時間を見事にかき集め、数十億ものページビューという価値に結晶化したのである。

10代ユーザーの一人ひとりに的確にアプローチできたこと、コンテンツを通じたコミュニケーションという新たなアプローチを打ち立てたこと、そして短い時間をうまく活用してリアルタイムコミュニケーションを促進できたことが、携帯 SNS 普及の主な理由だろう。

【当コラム執筆は、Looops Communications 代表である斉藤徹と、同社企画部長の大迫正治が担当しています】


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