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株式会社環 |
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Web サイトに集客したユーザーを逃さないために〜LPO のススメその2(仮説編)
著者: 株式会社環 プリンター用 記事を転送
▼2007年6月29日 10:00 付の記事
□国内internet.com発の記事
前回は、LPO を行う前にまず「Web サイトの調査」が必要だという話をした。今回は、次の段階として LPO を行うにあたって、どうしたら効果的な LPO ができるかという導入段階を考えていこうと思う。
Web サイトの調査により、課題となるページを発見したらそのページをどのように改善していくかということになるが、闇雲に変更したとしても、改善に繋がるかは分からない。むしろ、改悪になる可能性すら考えられる。
そこで、LPO による改善に取り組む前に、Web サイトの訪問者が「何を求めているか」「何をしたいのか」という点を考えていく必要がある。ただ、当然訪問者の心理は分からない。そこで、必要なのが仮説である。
■ 仮説とは
内田和成著の『仮説思考 BCG 流問題発見・解決の発想法』によると、「『仮説思考』とは、情報が不十分であったり、分析が進んでいない段階でも、先に自分なりの「仮の答え」を持つという考え方」と記載されている。
これを、Web サイト運営に当てはめてみると、「外的要因や、訪問者の行動などをあらかじめ予測して、Web サイトにおけるユーザーの実際の行動を仮定する」ことが Web サイト運営における仮説検証となる。
■ 仮説立案の方法
ただ、これだけでは実際に使うことが難しいだろう。では、実際にどうすればよいかというと、実はすでに Web サイト運営段階で運営者は仮説立案を行っていることが多い。
例えば、現在、EC サイトを運営していたとしよう。6月の運営方針を決める際に考えることとしては、以下がイメージできるのではないだろうか。
・お中元シーズンなので、メロンが売れるに違いない
・ボーナスも出た後だし、高級品が売れるのでは
そうすると、Web サイト運営において、トップページの目立つところに高級品のバナーを貼ったり、お中元商品を集めたページを作成することになるだろう。これは、立派な仮説である。
実は、Web サイトの運営者は常に仮説を考え、運営を行っているのである。
■ アクセス解析を使った仮説立案
ただ、Web 運営者の勘や経験だけでなくデータを用いて仮設を導く方法もある。その中でヒントとなるのが「検索キーワード」である。検索キーワードの中には、ユーザーのニーズが含まれている。
例えば、先程の例でいうと、「メロン」の販売量が多いのであれば、本当にお中元のためにメロンを探す人が増えていることが分かる。
このように、Web 運営を考える段階で、アクセス解析の検索キーワードを使うことで、効果の高い仮説立案を実現できる。
■ 仮説を元にした LPO
少し話がそれてしまったが、では仮説をどうやって LPO に活用していくかという点になる。
例えば、先程の通販サイトの場合を例にあげてみると、以下2つのニーズが考えられる。
・お中元のための商品を探す訪問者
・ボーナスが出たので、高級品を買いたい訪問者
それぞれのニーズによって、検索キーワードにも違いが生じてくるだろう。お中元に関連するワードの場合は、お中元を中心としたコンテンツを見せる、ボーナスに関連するワードの場合は、それに向けたコンテンツを見せていくように訪問者が見るコンテンツを変えていく。
それにより、訪問者の関心の高いコンテンツを見せられるようになり、LP(ランディングページ)に訪問したユーザーを逃し難い LPO が実現できる。
このように、LPO を行う前に、ユーザー行動を予測して、それに合ったコンテンツを見せる LPO を行うことで、ユーザーを逃しにくくなり、最終的に購入者を増加させることができるのである。
今回は、LPO を行う前段階として Web サイト訪問者のニーズや行動を考える「仮説」の話をしたが、これは、LPO だけでなく Web サイト運営において、非常に効果的となる。
Web サイトを運営するに当たって、運営者は是非、事前に仮説を考えて運営してほしい。そうすれば、今までよりも、各段に効果的な Web サイトの運営が実現できるだろう。
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