不安を感じない設計にすると10億円売れるホームページになる今回も前回に引き続き、お客さんがホームページの何を見て買いたくなるのか、その点について解説していこう。
ホームページで自社の商品・サービスを売ろうと思ったとき、“いかに売るか”ばかりを考える人が大半であろう。 しかし、手順として何よりも先にやっておくべきことがある。それは、購買時の不安要素を取り除く作業だ。つまり、お客さんから「ちょっとここでは買いたくないなぁ。なんか不安だなぁ…。」などと、決して思われないようにしなくてはならない。 なぜお客さんが不安を感じて買わないかというと、ホームページ上にあるお店や会社を基本的に信頼できない、と思っているからだ。 ホームページ上では取引する相手が見えにくい。その上、過去ネット上での詐欺事件なども少なくなくて、そういうことが起こると直ちにセンセーショナルに報道されてしまう。それが、さらに消費者の不信感をあおるのだ。 その点、売れるホームページは、購買者に信頼されるためにしっかりとアピールする工夫をしている。 今現在、あなたが誠実に商売をしているのであれば、その誠実さをホームページにわかりやすく掲げる必要がある。では、購買しようとする人は、不安を払拭するためにホームページのどこを見て判断するのか、どうしたら信頼に値するホームぺージになるのか、その材料を以下に挙げてみよう。 これを実践すると、誰もが知っている大手企業でなくても、信頼され売れるようになる。 1.実店舗を経営している場合は、実店舗の写真を載せる 実店舗を持っていなくても、倉庫があればその写真を掲載するといい。要は、リアルに存在するものをホームページに掲げ、バーチャル感を払拭することが大切なのだ。 2.信頼されているものとのつながりを掲げる 雑誌やテレビなど、メディアに掲載されたときは、メディア掲載履歴を掲げておくといい。世間一般に信頼されている媒体や、官公庁などとつながる実績があれば、積極的に前面に出そう。 もしつながりが無いのであれば、どうやったらつながりを持てるのか、ビジネスを真剣に考え直し、つながりを作る努力することが必要になる。これはネットビジネスだけでなく、リアルビジネスにおいても大切な要素なので、ぜひ実践してほしい。 3.会社の“いい所”を紹介する 社歴が長いのであれば、社歴を掲げよう。社歴が短い場合は、社長が何を思って起業し、どんな世界を夢見て会社をスタートさせ、それまでにどんなことをしてきたのかを伝えるといい。 会社としては歴史が浅くとも、社長の人生には歴史があるはずだ。それを照れずに掲げてほしい。そうすることで、お客さんはあなたに共感し応援してくれ、あなたの会社のファンになるかもしれない。 また、会社のいい部分をほかにも探し出そう。探し方のコツは、既存のお客さんに「弊社の利点・長所はどこですか?」などと聞いてみたり、スタッフ同士で自社のいい所を語り合ったりしてみることだ。 取引をする前のお客さんは、あなたの会社のよさをまだ知らない。知らないから売れないのだ。だから、自社と取引するのがどんなにいいことか、それを知ってもらえると強い。会社のいいと思う部分については、遠慮なくホームページに掲げておこう。 4.実績(販売実績・取引先)を掲げる 今までの実績は遠慮なく掲げよう。販売数や取引先などを掲載することをオススメするが、取引先に断り無しに掲げると失礼にあたる場合もあるので、先方に断りを入れてからのほうがいいだろう。また、取引先にもメリットがあるような掲載方法をとると、取引先からも喜ばれるので、工夫してアイデアを出してみてほしい。 5.心がある 社員の笑顔の写真が載っていると、お客さんは好感を持ちやすい。 職種柄、笑顔の掲載が難しい場合は、社員がどんな気持ちで仕事をしているのかを表現するといいだろう。具体的には、その仕事を通じてお客さんと自分にどんな喜びをもたらしているか、そういった社員の声を載せるのである。 お客さんは「この会社は人を大切にしているな」と感じると、客である自分も大切にされると思うものなのだ。 7.お客さんの声を載せる まだ購入していないお客さんは、すでに購入したお客さんが商品を受け取ってどんな気持ちになったのかを知りたいと思っている。また売り手からの推薦文よりも、第三者であるお客さんの推薦文のほうを信頼する。だから、購入したお客さんの感想には効果があるのだ。 お客さんからの“いい声”をいただくために努力は必要となるが、いい声をいただくのは励みにもなるので、楽しい作業となるはずだ。 8.Q&A を掲げる Q&A を掲げるのには、2つの意味がある。1つは、何度も寄せられる同じような質問が減ることで、仕事量も減ることだ。もう1つは、多くのお客さんが感じるであろう不安を事前に解消することによって、不安を和らげ、購買障壁を減らすことになる。 それを意識して Q&A を十分に作りこんでほしい。 以上を踏まえて取り組んでいただくと、より「売れるホームページ」につながるだろう。 次号は、売れるホームページの“文章の作り方”に迫りたい。 記事提供:本田晃一
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