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モテサイトになる“12の小わざ集”
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「モテたいなら自分の全てを調べなきゃダメよ」サイトの課題を発見するログ解析ツール(Google Analytics)の設定方法

モテない理由はどこにある?
モテない理由はどこにある?

ダメサイトー君「モテるためとはいえ、自分の行動をひと通り調べるなんて、面倒くさいなあ。」
カリスマ小技さん「人もサイトもパッと見だけではわからないでしょ!全体のデータを集めないと。」

第2回コラム「『モテたいなら自分にあった鏡を買いなさい』自社サイトの測るべきポイントに最適なアクセス解析ツール選定」で解説したように、ログ解析ツールは「サーバーログ型」「Web ビーコン型」「パケットキャプチャ型」の3つのタイプがあります。

今回はこの中から Web ビーコン型の無料ツールとしてよく使われている「Google Analytics」を例として、設定に関する小技をご紹介します。

■まず、トラッキングコードを埋め込みましょう!
Google Analytics の場合、サイト内の全ページに「トラッキングコード」を埋め込む必要があります。トラッキングコードは JavaScript で書かれており、<body>〜</body>内に記述します。

Google Analytics トラッキングコードの埋め込み例(新トラッキングコードga.js)
Google Analytics トラッキングコードの埋め込み例(新トラッキングコードga.js)
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ユーザーが Web ページを閲覧した時に、Web ブラウザがトラッキングコードの JavaScript を実行し、アクセスログが Google Analytics のサーバーに保存されます。

ということは、JavaScript がオフになっている場合や JavaScript が実行できない携帯電話のブラウザ、クローズドなイントラネットなど Google Analytics サーバーに接続できない環境の場合には、Google Analytics ではログ取得が不可能なので注意が必要です。

Google Analytics には「新トラッキングコード」(ga.js)と、「旧トラッキングコード」(urchin.js)の2種類があります。今後 Google Analytics に追加される機能は新トラッキングコードが必須で、旧トラッキングコードのサポートは停止される予定であることから、新トラッキングコードを使用することをお勧めします。

また Google Analytics は全ページに共通のトラッキングコードを入れるタイプですが、個別のページごとに違うトラッキングコードを入れるものもあります。そのようなツールを使う場合には、間違えて同じトラッキングコードを入れないよう注意しましょう。

■全ページにトラッキングコードが入っていないと…
なぜ「トラッキングコード」を全ページに埋め込む必要があるのでしょうか。一部分にしか入っていない場合、どのような問題が発生するのか説明します。

例えば、ユーザーがA→B→Cの順でページを閲覧した時に、Bのページだけトラッキングコードが入っていなかったとします。すると、AとCのページに埋め込まれたトラッキングコードのみが実行されることになります。結果として「ユーザーがAのページを見た後にCのページを見た」とログに記録され、Bのページは見られていないことになってしまいます。

このようにトラッキングコードが抜けたページがあると、ユーザーがサイト内においてどのような順でページ閲覧をしたのか、ページ遷移が正確につかめません。またサイトの重要なページにトラッキングコード抜けがあると、ログ解析を行う意義が半減してしまいます。

例えば EC サイトの場合、ショッピングカートからお買い上げ完了までの途中でトラッキングコード抜けがあると、「購買プロセスのどのページで離脱が多いのか」が見つけられなくなり、コンバージョンレート向上のための仮説立案が正しくできない場合があります。

ほかにも閲覧開始ページとなるはずのランディングページのトラッキングコードが抜けていると、リスティングやバナー広告やアフィリエイトの効果測定が不可能となってしまいます。サイトの全体感を把握するために、そしてサイト改善施策の仮説策定のためにも、すべてのページにトラッキングコードを埋め込んでおきましょう。

また“UA-xxxxxxx-x”の形式の「ドメイン識別子」もすべてのトラッキングコードで同一になっていないと正確なログ取得が出来ません。Google Analytics では新規ドメインプロファイルを作成するとドメイン識別子が複数作成されてしまいますので、この点も注意してください。

■トラッキングコード埋め込みと、チェックのコツ
しかし、新規ページ作成のたびに手作業でトラッキングコードを追加しているのではミスが発生しがちです。そこで大変便利な「入れ忘れ」を防ぐための方法と、「入れ忘れ」をチェックする方法をご紹介します。

○トラッキングコードを入れてある HTML テンプレートを準備する
テキストエディタで HTML を作成している場合も、Dreamweaver のようなツールを使用している場合も、トラッキングコードを「テンプレート」に登録しておくと「入れ忘れ」を防げます。またクリック分析用の JavaScript など、よく使うコマンドは Dreamweaver のようなツールの「スニペット」に登録しておくと簡単に挿入することができ便利です。

○Include を使う
すべてのページに同じトラッキングコードを忘れずに入れるためには SSI(Server Side Include)も有効です。実際に弊社のコーポレートサイトは SSI で Google Analytics のトラッキングコードが埋め込まれるようになっています。

○公開サーバーで「SiteScan」を使ってチェックする
サイト内の全ファイルを検索し、Google Analytics のトラッキングコードの入れ忘れをチェックする無料の Web サービスが「SiteScan」です。SiteScan のページで「Your Site」欄にチェックをしたいサイトの URL を、「Your Email」欄に自分のメールアドレスを入力して「START SCAN」ボタンをクリックするとチェックが始まります。

トラッキングコードの入れ忘れをチェックする「SiteScan」
トラッキングコードの入れ忘れをチェックする「SiteScan」
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チェックが完了すると“Your SiteScan is complete”というタイトルのメールが届きます。このメール内に書かれている“http://sitescanga.com/results/”から始まる URL へアクセスするとチェック結果を確認できます。

SiteScanの診断結果画面
SiteScan の診断結果画面
*クリックして拡大

この例では「338ページ中、327ページには Google Analytics のトラッキングコードが入っているが、11ページに入れ忘れが発生」しています。結果としてトラッキングコードがサイト全体の「96%」に入っている、というメッセージが表示されました。右側の「Download Page-By-Page Report Details」からチェック結果の詳細を CSV 形式でダウンロードすると、具体的にどのページでトラッキングコードの入れ忘れがあるのか確認できます。

○「FileScan GA」を使ってチェックする
選択したディレクトリ以下の全HTMLを検索して、Google Analytics の トラッキングコードが入っているかどうかをチェックする Windows クライアントアプリケーションを作ってみました。「FileScan GA」という名称のフリーウェアとして公開しています。
http://miyasaka.nomaki.jp/index.html

Vectorからもダウンロード可能です。
http://www.vector.co.jp/soft/winnt/net/se469275.html

PC のローカルディスクやネットワークドライブなどにある HTML ファイルをチェックできるので、公開前チェックにご利用ください。

FileScanGA 実行画面
FileScanGA 実行画面
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モテサイトー君を目指せ!
モテサイトー君を目指せ!

カリスマ小枝さん「これで自分のすべてをチェックできるようになったわ。」
ダメサイトー君「全身チェックで僕もモテモテ!?」

(監修:株式会社メンバーズ 吉澤浩一郎/嶋津靖人)


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