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2008年10月15日
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デベロッパー2007年5月2日 13:00

SQL ServerとJ2EEアプリケーションサーバのJDBC接続設定集

海外海外internet.com発の記事
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はじめに

 SQL ServerはMicrosoftの陣地には違いありませんが、だからと言って、このデータベースエンジンがJavaとの連携方法を知らないわけではありません。実際、SQL Serverは、読者の皆さんが思っている以上にJ2EEアプリケーションで使用されています。SQL Serverをバックエンドとして、Javaアプリケーションサーバと連携してアプリケーションを開発するには、SQL ServerとのJDBC接続を確立する必要があります。

 このチュートリアルでは、最も一般的な4つのJavaアプリケーションサーバとSQL Serverとの間にJDBC接続を確立する方法について説明します。最も一般的な4つのJavaアプリケーションサーバとは、OracleのJDeveloper(埋め込みOC4Jサーバ)、Red HatのJBoss、IBMのWebSphere、およびBEAのWebLogicです。SQL Server 2000およびSQL Server 2005 Expressの両方を使って説明します。

 基本の手順は、次のとおりです。

  1. SQL ServerドライバのJARファイルをclasspathに追加する
  2. SQL Serverデータベースを開始する
  3. データベースとの接続を確立する

 実に簡単だと思いませんか? ただし、JDBC接続の確立に先立ち、使用するSQL Serverのバージョンに適したドライバを見つけてインストールするなど、多少の準備やインストールを行う必要があります。

SQL Serverの設定とアプリケーションサーバの選択

 以降に行う手順は、実行するアプリケーションサーバによって、またSQL Serverの設定が済んでいるかどうかによって異なります。まずSQL Serverの設定について説明します。次に最も一般的な4つのアプリケーションサーバとの連携設定について、手順を詳しく示します。

SQL Server 2000のセットアップとインストール

  1. SQL Server 2000 Driver for JDBC Service Pack 3をインストールします。SQL Server JDBCドライバのJARファイル(msbase.jar、mssqlserver.jar、およびmsutil.jar)が、「C:Program FilesMicrosoft SQL Server 2000 Driver for JDBClib」ディレクトリにインストールされます。
  2. SQL Server 2000 Service Pack 3aをダウンロードします。「sql2kdesksp3.exe」ファイルを起動し、ファイルの抽出先のフォルダを指定して、SQL Server 2000デスクトップエンジンをインストールします。このフォルダ内にMSDEディレクトリが作成されます。
著者からの注意
 SQL Server 2000は、Windows 2000、Windows 98、Windows ME、Windows NT、Windows Server 2003、およびWindows XPをサポートします。
  1. 次に、コマンドプロンプトウィンドウを開き、cdコマンドでMSDEディレクトリに変更し、次のコマンドを実行します。
  2. setup SAPWD=<sapwd> SECURITYMODE=SQL
    
    <sapwd>はsaユーザーのパスワードです。SECURITYMODE=SQLコマンドによって、SQL Server 2000が混合モード認証でインストールされます。混合モード認証の場合、WindowsユーザーアカウントまたはSQL Serverアカウントを使ってSQL Serverにアクセスできます。これに対して、Windows認証を使用すると、接続はWindowsユーザーアカウントだけで行われます。saユーザーはSQL Serverアカウントであるため、混合モード認証が必要です。このコマンドによって、SQL Server 2000がインストールされます。
  3. コントロールパネルの[管理ツール]→[サービス]で、MSSQLSERVERサービスが開始されていない場合は、このサービスを開始します。次に、SQL ServerがサポートするプロトコルとしてTCP/IPを選択します。このためには、SQL Serverネットワークユーティリティ(C:/Program Files/Microsoft SQL Server/80/Tools/Binn/SVRNETCN.exe)を開始して、TCP/IPプロトコルを選択し、[->]ボタンを使ってこれを[Enabled protocols]テキスト領域に移動します。[Apply]をクリックし、[OK]をクリックして変更を適用後、[Administrative Tools]→[Services]でMSSQLSERVERサービスを再起動します。

SQL Server 2005 Expressのセットアップとインストール

  1. Windows Installer 3.0がインストールされていない場合は、これをダウンロードしてインストールします。Windows Server 2003 SP1およびWindows XP SP2では、Windows Installer 3.0はプリインストールされています。
著者からの注意
 SQL Server 2005 Expressは、Windows 2000 SP4、Windows Server 2003 SP1、およびWindows XP SP2をサポートします。
  1. Microsoft .NET Framework 2.0をダウンロードしてインストールします。.NET Framework 2.0のバージョンは、32ビットのプラットフォームと64ビットのプラットフォームとで異なります。
  2. SQL Server 20005 Express Editionをダウンロードし、「SQLEXPR.EXE」ファイルを起動してアプリケーションをインストールします。
  3. SQL Server 2005 JDBC Driverをダウンロードします。「sqljdbc_1.0.809.102_enu」をダブルクリックし、アプリケーションファイルの抽出先のフォルダを指定します(既定のフォルダはMicrosoft SQL Server 2005 JDBC Driver)。[Unzip]ボタンをクリックしてファイルを抽出します。
  4. 「SQLEXPR.EXE」ファイルをダブルクリックします。使用許諾書に同意して、[Next]をクリックします。[Installing Prerequisites]ダイアログの[Install]をクリックして、Microsoft SQL Native ClientおよびMicrosoft SQL Server 2005セットアップサポートファイルをインストールします(図1を参照)。
  5. 図1 必要なソフトウェアのインストール
    図1 必要なソフトウェアのインストール
  6. [Next]ボタンをクリックして、SQL Serverインストールウィザードを開始します。[System Configuration Check]ダイアログが表示され(図2を参照)、登録情報を指定するよう求められます。
  7. 図2 システム構成の確認
    図2 システム構成の確認
  8. 次に[Feature Selection]ダイアログが表示されます。[Database Services]ノードが既定で選択されています(図3を参照)。[Next]をクリックします。
  9. 図3 インストールする機能の選択
    図3 インストールする機能の選択
  10. 図4に示すように、[Authentication Mode]ダイアログの[Mixed Mode]を選択し、saのログインパスワードを指定し、[Next]をクリックします。
  11. 図4 認証モードの選択
    図4 認証モードの選択
  12. [Error and Usage Report Settings]ダイアログで、エラーと使用状況に関する自動レポートを有効にする場合は、対応するチェックボックスをオンにします。
  13. [Ready To Install]ダイアログの[Install]ボタンをクリックします。図5に示すように、SQL Serverコンポーネントが構成されます。[Next]をクリックし、[Finish]をクリックして、インストールを完了します。
  14. 図5 コンポーネントの連携を構成する
    図5 コンポーネントの連携を構成する
  15. 次に、TCP/IPを有効にします。[Microsoft SQL Server 2005]→[Configuration Tools]→[SQL Server Configuration Manager]を選択し、[SQL Server 2005 Network Configuration]→[Protocols for SQLEXPRESS]を選択します。[TCP/IP]ノードを右クリックし、[Enable]を選択します(図6を参照)。[Services]でSQL Server (SQLEXPRESS)サービスを右クリックし、[Restart]をクリックすることによって、サービスを再起動します。
  16. 図6 TCP/IPプロトコルの有効化
    図6 TCP/IPプロトコルの有効化
  17. ここでポート値を指定する必要があります。[SQL Server 2005 Network Configuration]→[Protocols for SQLEXPRESS]を選択します。[TCP/IP]ノードを右クリックし、[Properties]を選択します。[IP Addresses]タブを選択します。[IP ALL]の[TCP Dynamic Ports]では、SQL Server 2005がアクセスされるポート番号を指定します(図7を参照)。これは、SQL Server 2005への接続URLのポート値でもあります。
  18. 図7 TCP/IPポートの指定
    図7 TCP/IPポートの指定

JDeveloperとSQL Serverの連携を構成する

  1. 前のセクションで説明したように、まず、SQL Server JARファイルの新しいライブラリを作成することによって、JDBCドライバクラスのJARファイルをclasspathに追加します。JDeveloperを開き、[Tools]→[Default Project Properties]を選択します。[Default Project Properties]ダイアログで、[Libraries]ノードを選択し、[Add Library]ボタンをクリックします(図8を参照)。
  2. 図8 ライブラリの追加
    図8 ライブラリの追加
  3. [Add Library]ダイアログで、[User]ノードを選択し、[New]ボタンをクリックします(図9を参照)。
  4. 図9 ユーザーライブラリの追加
    図9 ユーザーライブラリの追加
  5. [Create Library]ダイアログで、[Library Name]に「SQLServer」などのライブラリ名を入力します。[Class Path]ノードを選択し、[Add Entry]ボタンをクリックします。SQL Server 2000の場合は、このダイアログで「msbase.jar」「mssqlserver.jar」および「msutil.jar」ファイルを追加します。SQL Server 2005 Expressの場合は、「sqljdbc.jar」を追加し(図10を参照)、[OK]をクリックします。[OK]を何度かクリックして、[Libraries]ダイアログを終了します(図11を参照)。
  6. 図10 ライブラリの作成
    図10 ライブラリの作成
    図11 新しいライブラリ
    図11 新しいライブラリ
  7. 次に、SQL ServerデータベースとのJDBC接続を設定します。[Connections]ナビゲータで、[Database]ノードを右クリックし、[New Database Connection]を選択して、Create Database Connectionウィザードを開始します。
  8. [Type]ダイアログで、[Connection Name]に接続名を指定し、[Connection Type]ボックスの一覧の[Third Party JDBC Driver]を選択します(図12を参照)。その後、[Next]ボタンをクリックします。
  9. 図12 接続の種類の指定
    図12 接続の種類の指定
  10. [Authentication]ダイアログで、[Username]には「sa」を入力し、[Password]にはSQL Serverデータベースのインストール時に使用したパスワードを入力します。
  11. [Connection]ダイアログで、[Driver Class]フィールドを見つけて、ドライバクラスとして「com.microsoft.jdbc.sqlserver.SQLServerDriver」 (2000)または「com.microsoft.sqlserver.jdbc.SQLServerDriver」 (2005 Express)を指定します。[New]をクリックして、ドライバクラスを追加します。[Register JDBC Driver]ダイアログで、[Driver Class]フィールドにドライバクラスを指定します(図13を参照)。[Library]フィールドで、前のセクションで設定したライブラリを選択します(筆者の場合は「SQLServer」)。[OK]をクリックして追加します。
  12. 図13 JDBCドライバの登録
    図13 JDBCドライバの登録
  13. 図14に示すように、[URL]フィールドに接続URLを指定します。この操作は使用しているアプリケーションにかかわらず同じであり、必要な特定のURLおよびポート値については、補足説明「ポート値の取得」を参照してください。
  14. 図14 接続パラメータの指定
    図14 接続パラメータの指定
  15. [Test Connection]ボタンを使用して、接続をテストします(図15を参照)。すべての操作が正しく行われていれば、データベースとのJDBC接続が確立されます。[Finish]ボタンをクリックします。
  16. 図15 接続のテスト
    図15 接続のテスト

 図16に示すように、[Connections]ナビゲータで、[Database]ノードへのこの接続に対してノードが追加されています。この接続は、JSPまたはサーブレット内のjdbc/SQLServerConnectionDSデータソースとしても有効です。JSP内のデータソースからの接続を取得するには、JSPアプリケーションのweb.xmlを追加します。

<resource-ref>
  <res-ref-name>jdbc/SQLServerConnectionDS</res-ref-name>
  <res-type>javax.sql.DataSource</res-type>

  <res-auth>Container</res-auth>
</resource-ref>
図16 新しいデータベース接続
図16 新しいデータベース接続

 次のコードで、JSPまたはサーブレット内の接続を取得できます。

InitialContext initialContext = new InitialContext();
 javax.sql.DataSource ds = (javax.sql.DataSource)
 initialContext.lookup("java:comp/env/jdbc/SQLServerConnectionDS");
   java.sql.Connection conn = ds.getConnection();

JBossとSQL Serverの連携を構成する

  1. JBoss 4.0が既にダウンロードされ、解凍されているのであれば、最初に行う操作は、SQL Server JDBCドライバのJARファイルをサーバのclasspathに追加することです。SQL Server 2000の場合は、「msbase.jar」「mssqlserver.jar」および「msutil.jar」を、「<JBoss>/server/default/lib」ディレクトリにコピーします。SQL Server 2005 Expressの場合は、「sqljdbc.jar」ファイルを「lib」ディレクトリにコピーします。<JBoss>は、JBossサーバのインストール先のディレクトリです。
  2. MS SQL Serverデータソースファイルの「<JBoss>docsexamplesjcamssql-ds.xml」を「<JBoss>serverdefaultdeploy」ディレクトリにコピーします。
  3. mssql-ds.xmlデータソースファイルの中で、<driver-class/>要素内のJDBCドライバクラスに、「com.microsoft.jdbc.sqlserver.SQLServerDriver」(SQL Server 2000の場合)、および「com.microsoft.sqlserver.jdbc.SQLServerDriver」(SQL Server 2005 Expressの場合)を指定します。<li><connection-url/>要素内の接続URLを、補足説明「ポート値の取得」で指定されるURLを使って指定します。
  4. ユーザー名をsa、パスワードをSQL Serverと指定します。<jndi-name/>フィールドに、データソースのJNDI名を指定します。
  5. <JBoss>serverdefaultconflogin-config.xml構成ファイルを修正して、次の<application-policy/>要素を追加します。
  6. <application-policy name = "MSSQLDbRealm">
     <authentication>
      <login-module code
          = "org.jboss.resource.security.ConfiguredIdentityLoginModule" 
         flag = "required">
    
      <module-option name = "principal"></module-option>
      <module-option name = "userName">sa</module-option>
    
      <module-option name = "password"></module-option>
      <module-option name ="managedConnectionFactoryName">
       jboss.jca:service=LocalTxCM,name=MSSQLDS
      </module-option>
    
      </login-module>
     </authentication>
    </application-policy>
    

 これによって、JBossがSQL Serverと連携します。

 EJBエンティティを開発する場合は、「<JBoss>serverdefaultconfstandardjbosscmp-jdbc.xml」構成ファイルも修正する必要があります。「standardjbosscmp-jdbc.xml」とSQL Serverデータベースの連携を構成するには、<datasource/>要素と <datasource-mapping/>要素を次に示すように変更します。

<jbosscmp-jdbc>
 <defaults>
      <datasource>java:/ MSSQLDS</datasource>

       <datasource-mapping> MS SQLSERVER2000</datasource-mapping>
</defaults>
</jbosscmp-jdbc>

WebSphereとSQL Serverの連携を構成する

  1. インストールの後、JDBC接続はWebSphere管理コンソールで構成されるため、WebSphere Adminサーバと管理コンソールを開始する必要があります。
  2. 管理コンソール(「http://localhost:9060/ibm/console」)にアクセスします。ユーザーIDとしてwebsphereを指定し、[Log In]をクリックします。管理コンソールで、[Resources]→[JDBC Providers]ノードを選択します。サーバスコープとして[Server=server1]を選択し、[New]ボタンをクリックして、新しいJDBCプロバイダを構成します(図17を参照)。
  3. 図17 新しいJDBCプロバイダの作成
    図17 新しいJDBCプロバイダの作成
  4. 図18に示すように、[Configuration]ダイアログで、[Database type]ボックスの一覧の[SQL Serve]を選択します。[Provider type]ボックスの一覧の[Websphere embedded ConnectJDBC driver for MS SQL Server]を選択します。次に、[Implementation type]ボックスの一覧の[Connection pool data source]を選択し、[Next]をクリックします。
  5. 図18 データベースの種類の指定
    図18 データベースの種類の指定
  6. 図19に示すように、[Implementation class name]に「com.ibm.websphere.jdbcx.sqlserver.SQLServerDataSource」が指定されています。これは、SQL Server 2000とSQL Server 2005のデータソースクラスです。[Finish]をクリックします。
  7. JDBCプロバイダが構成され、図20に示すように、これがJDBCプロバイダの表に追加されます。[Save]リンクで、設定をマスタ構成に保存します。
    図19 新しいJDBCプロバイダの設定
    図19 新しいJDBCプロバイダの設定
    図20 新しいJDBCプロバイダ
    図20 新しいJDBCプロバイダ
  8. 次に、SQL Serverを使用するようにJDBCデータソースを構成します。このためには、SQL Serverのログイン資格情報を指定するJ2EE Connection (J2C)認証データエントリが必要です。管理コンソールで、[Security]→[Secure administration, applications, and Infrastructure]ノードを選択します。[Authentication]→[JASS Configuration]→[J2C Authentication data]リンクを選択し(図21を参照)、[New]ボタンをクリックしてデータエントリを追加します。
  9. 図21 J2C認証データエントリの追加
    図21 J2C認証データエントリの追加
  10. 次のページで、データエントリのエイリアスを指定し、SQL ServerデータベースにログインするためのユーザーID(sa)とパスワードを指定します。[Apply]ボタンをクリックします。[OK]ボタンをクリックしてエントリを作成し、[Save]リンクを忘れずにクリックします。
  11. JDBCプロバイダが作成されたので、これを使用できるようにするためには、WebSphereデータソースを作成する必要があります。[Resources]→[JDBC Providers]を選択し、上記で作成したJDBCプロバイダのリンクを選択します。[Additional Properties]→[Data Sources]リンクを選択し、図22に示すように、データソースの表内で[New]ボタンをクリックして、新しいデータソースを構成します。
  12. 図22 新しいデータソースの追加
    図22 新しいデータソースの追加
  13. この後のウィンドウで、データソースのデータソース名とJNDI名を指定します。[Component-managed authentication alias]フィールドで、作成したJ2C認証データエントリを選択し、[Next]をクリックします。
  14. 最後に、[Create a data source]フレームで、[Database name]に「NA」と入力し、[Server name]に「localhost」と入力し、[Port number]に「1433」またはSQL Server 2005用のポート番号(補足説明「ポート値の取得」を参照)を入力し、[Next]をクリックして、データソースを追加します(図23を参照)。
  15. 図23 サーバ名とポート番号の指定
    図23 サーバ名とポート番号の指定
  16. [Save]リンクで、データソース構成をマスタ構成に保存します。[Data sources]ページでデータソースリンクを選択します。データベース名を「NA」として指定したので、[Database Name]フィールドは空白のまま、[Apply]をクリックします(図24を参照)。
  17. データソースをテストするには、図25に示すように、対応するチェックボックスをオンにして、[Test connection]ボタンをクリックします。
    図24 データベース名の設定
    図24 データベース名の設定
    図25 データソース接続のテスト
    図25 データソース接続のテスト
    JDBC接続が正しく確立されている場合は、次のメッセージが表示されます。
    Test connection for data source WebSphere embedded ConnectJDBC
     for SQL Server DataSource on server server1
    at node d207-6-39-2Node01 was successful.
    

WebLogicとSQL Serverの連携を構成する

  1. 構成ウィザードを使用してWebLogicサーバドメインを作成します。作成される既定のドメインはbase_domainです。
  2. 「C:BEAuser_projectsdomainsase_domainstartWebLogic」スクリプトをダブルクリックして、base_domainに対してWebLogic Admin Serverを起動します。
  3. URL「http://localhost:7001/console」を指定するか、Welcomeページの[Administration Console]リンクをクリックして、WebLogic Server Administration Consoleにアクセスします。ユーザー名を「weblogic」、パスワードを「weblogic」と指定して、Administration Consoleにログインします。
  4. JDBC接続プールを構成するには、[Services]→[JDBC]→[Data Sources]を選択します(図26を参照)。[Lock & Edit]ボタンをクリックして、データソースを追加します。
  5. 図26 JDBCデータソース
    図26 JDBCデータソース
  6. [Data Sources]ページの[New]ボタンをクリックして、新しいデータソースを構成します(図27を参照)。
  7. 図27 新しいデータソースの追加
    図27 新しいデータソースの追加
  8. 続くダイアログで、データソース名とJNDI名を指定します。[Database Type]ボックスの一覧の[MS SQL Server]を選択します(図28を参照)。データベースドライバの指定も要求されます。BEAは、WebLogicサーバと連携するように事前に構成されている独自のMS SQL Serverドライバを用意しているので、JDBCドライバのJARファイルをWebLogicサーバのclasspathに追加する必要はありません。しかし、MicrosoftのSQL ServerドライバのJARファイルを使用したい場合は、ここでそのファイルを選択します。[Next]ボタンをクリックします。
  9. 図28 データソースプロパティの指定
    図28 データソースプロパティの指定
  10. ここで、[Transaction Options]ページが表示されます。グローバルトランザクションを使用するには、前のダイアログで、既定でグローバルトランザクションをサポートするXAドライバを選択します。グローバルトランザクションは、複数のデータベースにわたるトランザクションです。XAドライバ以外のドライバが選択されている場合は、[Supports Global Transactions]チェックボックスをオンにして、トランザクションプロトコルを選択することによって、グローバルトランザクションをサポートするようにデータソースを構成する必要があります。トランザクションに関する説明は、本稿の範囲を超えています。詳しくは「WebLogic Server JDBC documentation」を参照してください。[Next]ボタンをクリックします。
  11. [Connection Properties]ダイアログで、必要に応じてデータベース名を指定します。既定のデータベース名を使用する予定の場合は、[Database Name]フィールドに「NA」と入力します。[Host Name]には「localhost」と入力します(図29を参照)。補足説明「ポート値の取得」の説明に従って、ポートを指定します。ユーザー名はsaで、パスワードはデータベースへのログインに使用するパスワードです。[Next]ボタンをクリックします。
  12. 図29 接続プロパティの指定
    図29 接続プロパティの指定
  13. [Test Database Connection]ページで、ドライバクラス名には「weblogic.jdbc.sqlserver.SQLServerDriver」が指定されます。URL、ポート値、ユーザー名/パスワードは、前のセクションと同じ値です。URLには、「jdbc:bea:sqlserver://localhost:1155」が指定されます。ただし、既定のデータベースを使用する場合は、「property databaseName=NA」を削除します。
  14. [Test Configuration]ボタンをクリックしてJDBCデータソースをテストします。JDBC接続が正しく確立されている場合は、「Connection test succeeded」というメッセージが表示されます(図30を参照)。[Select Targets]ダイアログの[Next]をクリックし、[AdminServer]チェックボックスをオンにして(図31を参照)、[Finish]ボタンをクリックします。
    図30 接続のテスト
    図30 接続のテスト
    図31 ターゲットサーバの選択
    図31 ターゲットサーバの選択
    SQL Serverのデータソースが作成され、図32に示すように、これが[Data Sources]ページに追加されます。[Activate Changes]ボタンをクリックして、データソース構成をアクティブ化します
    図32 新しいデータソース
    図32 新しいデータソース

ポート値の取得

SQL Server 2000

 既定の接続URLは「jdbc:microsoft:sqlserver://localhost:1433」です。データベースの既定の名前を使用しない場合は、次の形式のURLを使用してください。

  • jdbc:sqlserver://serverNameinstance:port;property=value[;property=value]

 接続URLを指定する場合、jdbc:sqlserver://は必須です。serverNameは省略可能で、既定値はlocalhostです。instanceは省略可能で、SQL Server 2000の場合の既定値は1433です。databaseNameusernameなどの接続URLプロパティは、name=valueの形式で指定します。

SQL Server 2005 Express

 JDBCドライバのJARファイルは、「<Microsoft SQL Server 2005 JDBC Driver>/sqljdbc_1.0/enu/sqljdbc.jar」にあります。

 既定のSQL Server 2005データベースの接続URLは、「jdbc:sqlserver://localhost:<port>」です。<port>の値は、SQL Server Configuration Managerで取得します。SQL Server 2005 SQLEXPRESSを再起動すると、ポート番号が変わります。他のデータベース名の接続URLは、次の形式です。

  • jdbc:sqlserver://serverNameinstance:port;property=value[;property=value]

 接続URLを指定する場合、jdbc:sqlserver://は必須です。serverNameは省略可能で、既定値はlocalhostです。instanceは省略可能で、指定を省略すると、既定のデータベースインスタンスが使用されます。port値は、SQL Server Configuration Managerで取得します。databaseNameusernameなどの接続URLプロパティは、name=valueの形式で指定します。

操作の開始

 ソースアプリケーションサーバを開く場合は、JBossアプリケーションサーバを使用します。JBossは、SQL Serverとの連携を最も簡単に構成することもできます。そうでなければ、自分の環境に最適なアプリケーションサーバを使用します。アプリケーションサーバとSQL Serverの連携を構成することで、SQL ServerバックエンドでJDBCコンポーネントを使用するJ2EEアプリケーションを開発できるようになります。

著者紹介

Deepak Vohra(Deepak Vohra)
O’Reillyの技術レビュー担当者として『WebLogic: The Definitive Guide』を担当。NuBeanコンサルタント、Web開発者でもある。Sun認定資格(Java 1.4プログラマおよびWebコンポーネントディベロッパJ2EEバージョン)を取得。メールの宛先はdvohra09@yahoo.com。
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