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MicrosoftがSilverlight for Windows Phone 7 Seriesを公開 - Microsoftニュース

Larry Barrett
 
 
ネバダ州ラスベガス -- 当地でMicrosoftが主催したMIX10開発者会議の基調講演において、同社の幹部は次々にSilverlight 4(オープンソース化されてまもなくリリースされるMicrosoft製マルチメディアウェブ開発プラットフォームのアップデート版)の美点を激賞した。

Windows Phoneの潜在的な顧客を驚嘆させ、それと同時にMicrosoftのスマートフォン製品用の新しいアプリを書こうという数千人のSilverlightデベロッパーに火を付けることがその目的だった。

AppleのiPhone、RIMのBlackBerry、そして確実に台頭してきたGoogleのAndroid OSベースのデバイスによって独占され、次第に熾烈な競争が繰り広げられるようになるスマートフォン市場において、Microsoftはユーザーを巻き込み、彼らが必要とし、望むアプリケーションやスマートフォンの機能の整理を可能な限り直感的かつ面白い形で支援するよう設計されたデベロッパーツールとアプリケーションで最善を尽くしている。

Microsoftの.NETデベロッパープラットフォーム担当コーポレートバイスプレジデントのScott Guthrie氏は、「Silverlightの最初のバージョンは2年前に出荷された。現在、インターネットに接続されたデバイスの60%近くがSilverlightをインストールしており、導入率は急速に高まっている」と語っている。

早めに着手したがっているデベロッパーのために、Microsoftは3月15日、Silverlight 4の正式リリースは来月以降になるが、製品版とほぼ同じレベルの「リリース候補版」がダウンロードできるようになっていることを発表した。同社はAdobe Systems(NASDAQ:ADBE)の幅広く普及したFlashソフトウェアのライバルとなるSilverlight 4のベータ版を11月にリリースした

Expression Blend 4のプレビュー


MicrosoftはSilverlight4に加え、ウェブやデスクトップアプリケーション用のグラフィカルインターフェースを両方のアプリケーションタイプの仕様を利用して作成する「Expression Blend 4」ユーザーインターフェースデザインツールをデベロッパーに初めて公開した。既にExpression Blend 3を使っているユーザーは無償でアップグレードできる。

Microsoftはこの基調講演中、バンクーバー冬季オリンピックを報道したNBCなどのネットワーク各局が同アプリケーションとツールを使ってウェブでストリーミングビデオ、写真、グラフィックス、番組スケジュール、ほぼ同時のイベント再放送を配信した例をはじめ、Silverlightの一連の利用事例を紹介した。

やはりSilverlightに乗り換えたeBay(NASDAQ:EBAY)は、「Simple Lister」というブラウザから飛び出したSilverlightアプリケーションのデモを行った。これを使うことで、ベンダー各社はウェブカメラで製品のバーコードの写真を撮影し、それをeBayにアップロードして商品の画像を作成したり、状態などの各種差別化データの項目を埋められるようになる。

eBayの製品開発担当バイスプレジデント、Raji Arasu氏は、「シンプルで、楽しくて、魅力的だ。われわれは、折に触れて特売商品を並べてくれるベンダーの市場にこのアプリを投入できることにワクワクしている。これで、1クリックで商品を掲載できるようになる」と語っている。

Arasu氏によると、eBayは「Open eBay」という新しいプラットフォームを投入したという。これは、デベロッパーがアプリケーションを開発してそのユーザーコミュニティーに販売できるようにするアプリケーションマーケットプレイス。

Silverlight on Windows Mobile 7とパノラマ


Windows Phone 7スマートフォン対応のSilverlight 4ベースアプリケーションのルック&フィールに関してこの日強調されたのが「パノラマ」だった。

Windows Phoneプログラム管理グループ担当コーポレートバイスプレジデントのJoe Belfiore氏は、左右にスクロールして重要な情報(電子メール、スケジュール、ソーシャルネットワーキングの最新情報など)をユーザーが直感的な形で見られるようにするパノラマユーザーインターフェースをはじめ、Windows Phoneの信奉者が予想している多数の新機能のデモを行った。

Belfiore氏は、「これは画面より幅が広く、短縮されたテキストを使うパノラマ体験だ。必要な情報をすべて提供し、機能はユーザーごとにカスタマイズすることができる」と語っている。

そのような機能の1つが「Live Tiles」で、これは人、電子メール、およびアプリケーションといったデータグループを整理する。たとえば、「人」タイルはユーザーが最も頻繁にやりとりする人の写真を表示する。そのイメージをクリックするだけで、新着メール、SNSの最新記事、仕事の打ち合わせや約束の予定、そしてその特定の人物に関するマルチメディアコンテンツがすべてリストされる。

Belfiore氏によると、このテーマはWindows Phoneの「ハブ」でも再利用され、特定の人物やグループ用に利用されるアプリケーションがそのフィールドに入り、自分の保存したビデオにアクセスしようとするユーザーがサードパーティーのビデオ編集アプリケーションなどを1クリックで起動できるようになるという。

Guthrie氏は自身のプレゼンテーションのなかで、Silverlight、新たに用意された(しかもデベロッパーには無償の)Visual Studio 2010 Express for Windows Phone、そしてWindows Phoneエミュレータを使い、Windows Phone用のTwitterアプリケーションを素早く作って見せた。そのアプリは5分もかからずに完成して起動し、数千人の参加者から喝采を浴びた。

同氏は、「これはSilverlightの軽量版ではない。別バージョンのSilverlightでもない。同じSilverlightだ」と述べた。

Microsoftはさらに、顧客は購入完了前にアプリケーションを試用でき、デベロッパーはリンクを深く張って自社の新しいコードのクロスプロモーションができるWindows Phone 7アプリ用の自前のアプリケーションマーケットプレイスも発表した。

Guthrie氏によると、大半のデベロッパーは30分以下で開発ツールをすべてダウンロードし、実行できるはずだという。

Larry Barrettは技術専門家向けネットワークのInternet.comのニュースサービス、InternetNews.comの主任編集者。
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