ワイヤレスクーポンにかける期待ここ数ヵ月間、米国の多くの企業が、ワイヤレス機器にクーポン券(優待券)を配信するサービスを開始している。
2000年6月に設立された PlanetHopper (ニューヨーク)もそんな企 業の一つだ。同社は、エンターテインメント関係に的を絞り、使われないまま捨てられてしまっていた紙クーポンをリ アルタイムに携帯機器に配信することで、エンターテインメント関係の「収容問題」の解決に取り 組んでいる。同サービスは現在、最終試験段階まできているという。 従来のような紙のクーポン券だと、ついつい持っていくのを忘れてしまうということがあった。ところが、こういっ た ク ーポン券を携帯機器に配信すれば、こういった問題が解決するばかりか、週末お客に来てもらいたいと考えているバー やレストランの席を一杯にすることだってできる。 同社は、ニューヨーク市の映画館、バー、レストランなどで利用が可能なオンラインクーポン券を準備し、それぞれの 場所で、オプトインした2万人の利用者の携帯機器に宣伝するという実験を行った。その結果、3分の1の飲食店が PlanetHopper の有料サービスの顧客となり、同サー ビスには目に見える効果がみられると回答している。ともあれ、第一回のベ ータテス トはかなりの成功を収めたといっていいだろう。 これが最初のクーポン実験ではない。昨年11月にはワイヤレス Web ソリューション企業の 2Roam が、eMarketing と iQ.com と Engage, Inc. と共同で実験を行っている。同実験は、ボストン、ヒューストン、マイアミ、メンフィス、 フィラデルフィア、サクラメントなどの顧客に対して5ドル割引のクーポンを送信するものだった。 今年2月にはインターネット マーケティング会社の Advertising.com が、外出先で使うクーポンをデスクトップ PC から、利用者が自分で携帯電話や Eメールに送信できるサービスを開始している。 「期限の迫っている商品やサービスを管理するといったアプローチは興味深い。アメフトの熱狂的なファンで、しかも その観戦チケットが入手困難な場合、直前に空席情報が携帯電話に送られてきたら大変ありがたい」と、コンサルティ ング企業 Roland Berger の Susan Furnell 氏は語る。 にもかかわらず、同氏は対象カテゴリーを広げすぎると失敗する可能性があると指摘している。「特定分野やアーティ ストのチケットのように、対象分野をできる限り絞り込んでクーポンを配信すれば、顧客は満足するであろう」と補足 している。 いずれにせよ Barenbaum 氏は、携帯電話にタイミングよくクーポンを配信するモデルは必ず成功すると確信し ている。すぐには無理でも近い将来には実現しそうだ。 関連記事 最新トップニュース
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