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2001年5月23日 00:00

アウトソースが進むマーケティング/PR

著者Jon Boroshokオリジナル版を読む海外海外発
景気の後退やドットコム企業のレイオフにも関わらず、多くのテクノロジー企業は、供給不足の雇用情勢の中で、技術 人員の削減を行わない一方、採算が取れないという点から PR やマーケティング部門を真っ先に縮小の対象にしてい る。 

社内におけるマーケティング コミュニケーション(マーコム)費用を削減し、費用対効果の高い PR/マーケティングサ ービスをアウトソースするテクノロジー企業も登場している。マーコムとは、市場調査、商品企画、販売促進、広告宣 伝、ブランド構築などの総合的なマーケティング活動をさす。

従来の広告代理店では、必要以上なサービスを提供したり予算を上回る月額2万ドル以上の予約料を要求していた。

賢い企業は、時にはプロジェクトベースのサービスを行う、より小規模で柔軟なマーコムサービスを提供するマーコム プロバイダにアウトソースを行うようになっている。従来の広告代理店の料金体系やビジネスモデルは企業のニーズに そぐわないため、特にマーコム予算が1万ドル以下の企業にとっては、小規模の代理店やバーチャル PR チーム、個人開 業者が、新たな選択肢となりつつある。

プロジェクトベースのサービスは、大規模代理店の採算モデルには反している。しかし知名度のある大規模代理店で も、実際の業務は若く経験不足のスタッフが担当することが多い。

市場の変化に対応すべく、代理店はコンサルティング企業を真似るようになってきた。フリーエージェント経済のおか げで、郊外に住むベテランのマーコム開業者は、ダウンタウンのオフィスに2時間かけて出勤するより、自分のクライア ント相手に自宅近くの小規模代理店で働くようになった。こうして、多くのテクノロジー企業にとって、より安いプロ ジェクトベースのマーケティングの選択肢が増えてきている。

アウトソースやプロジェクトベースのマーコム サービスは、大きな契約をしないで短期的な活動が可能になるため、ク ライアントにとって経済的に理にかなっている。プロジェクトが成功すれば長期的な関係にもつながり、プロジェクト ベースのサービスは、ある意味、代理店とクライアント双方がうまくやっていけるかを試す貴重な「試運転」と化して いる。

マーコムのアウトソースを考えているテクノロジー企業に対するアドバイスは以下の通りだ。

  • ニーズや予算は月によって変わるため、柔軟に対応できるアウトソース企業でなければならない。

  • アウトソース プロバイダは、貴社の技術やマーケットプレースに精通していなければならない。最初の打ち合わせ の前に、プロバイダに貴社のサイトを見てもらうようにする。

  • アウトソース プロバイダは、ネットワークや参照ページ、オンライン検索で探し、あるいは同じような規模の同業 企業のプレスリリースから探すこともできる。もし彼らが広告を出していたり業種組合に参加していれば、そのコス トは料金に上乗せされるだろう。

  • 最初の打ち合わせには注意が必要だ。代理店は貴社の話に聞く耳をもっているか、あるいは単に売り込もうとして いるのかを見極めよう。

  • 一等地に店舗を構えているからといって、その代理店が良い仕事をするとは限らない。

  • 代理店は頻繁にメディア関係者の名前を出すが、そのレポーターやエディター、アナリスト達が貴社にとって最適 とは限らない。経験豊富なプロの場合、必要なメディア関係を新たに構築できるものだ。

  • 新聞記事の切り抜きを集めたスクラップブックを見せてもらい、これまで代理店が貴社と同規模および同予算の クライアントにどのような仕事をしてきたのかチェックしよう。

  • 代理店はしばしば数社のクライアントを抱えている。貴社の仕事を抱えて締め切りを守る余裕があるかチェ ックしよう。

  • 相性は大事だ。代理店のことを悪く言うものは誰もいないため、自分の勘だけが頼りになる。貴社の社風や特性に 合った相手を見つけることが最良のリターンをもたらす。
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