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2001年12月6日 00:00
Amazon、ネットで立ち読みできる新ツールに学ぶ米大手オンライン書店の Amazon.com は、ユーザーが、まるで実際の書店にいて、本棚から本を取り出し、本をパラパラめくっているような体験のできるツール「Look Inside」の提供を開始した。
Look Inside を使うと、書籍のコンテンツや、グラフィック、レイアウト、装丁が手にとるようにわかって、消費者の購買決定に大いに役立つ。 こうしたアプローチを行っているのは Amazon だけではない。さまざまなオンライン小売店が、店舗の実体験に近づくための努力を惜しまない。 戦略は、今のところ成功している。オンライン小売店の低価格戦略や熱狂が一段落した今、消費者はリアリティチェックを望んでおり、オンライン小売店には店舗の実体験が求められている。 オンラインでは、実店舗と同じような体験ができるツールが開発されているが、こうした傾向はオンライン小売店から、企業パンフレット、B2B サイト、エクストラネット、オンライン顧客サポートなどにも飛び火する可能性が高い。 ワールド・ワイド・ウェブ(WWW)の誕生から7年、私は、Web サイトのにおける販促キャンペーンを毎日見続けてきたが、クリックしても次のページに飛ぶのが関の山で、インタラクティブ性のかけらも感じられない。 しかし中には、オフライン コンテンツの一部をオンラインに取り込んだり、オンライン コンテンツを開発して、インタラクティブ性を出している企業もある。Amazon は、まさにこの部類に入るだろう。 Amazon は、オフラインでは実現できなかった機能(1クリック オーダーやレビューの閲覧など)を発明したり、オフラインに特有な機能(顧客一人一人の嗜好に基づいた品物の提示)を巧みに取り入れてきた。同社は、実書店の優位性を、自社のオンラインの分野に限りなく近づけ、オンライン VS オフラインの競争レベルを高めてきたのである。 はたして、あなたの運営しているサイトは、オフラインとオンラインの特徴を取り入れ、サイトを充実したものにしているだろうか。また、それらの特徴が上手に共存できているであろうか。答えが「YES」だとしたら、あなたは少数派の域に入るだろう。 インターネットが広まってから早7年。技術的やマーケティングの面からみても長い時間が経った。だが、サイトデザインやコンセプトに進化が見られないために、Web サイトに、がっかりさせられることも多いのではないだろうか。 Web サイトの多くは、インターネットを積極的に活用できておらず、オンライン消費時間に見合った価値を提供できないでいる。ユーザーのオフライン店舗への信頼を増大させていることに対して、考えを改めるべきではなかろうか。
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