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ニューヨーク売ります
著者: Ryan Naraine オリジナル版を読む プリンター用 記事を転送
▼2001年5月7日 00:00 付の記事
■海外internet.com発の記事
『NewYorkCity.com』と『NYC.com』という、わかりやすくて価値のあるドメイン名が、オークションサイトの eBay
で、
売りに出ている。4日の
午前中には、入札価格が200万ドルを突破した。
株式未公開企業
NewYorkCity.com, Inc. の広報担当を務める Charles Harris 氏
によると、これらの URL を売りに出したのは、Eコマースとエンターテインメント系のポータルサイトを構築する計画
がつぶれたからだという。
Harris 氏は、同社の出資者に関する詳細や、4月30日に eBay で売りに出した、2つのドメイン名の最低落札価格につ
いては明らかにしなかった。同氏は「現在の入札価格(すなわち20万ドル)は、まだ最低落札価格に達していない。言え
るのはそれだけだ」と述べた。
Harris 氏によると、ドメイン名は2つ1組にして売りに出しているという。『newyorkcity.com』という URL は1995年
に登録され、登録費用は約70ドル、一方『NYC.com』は2年前に買い取っている。いくらで買い取ったのかについて、
Harris 氏は明らかにしなかった。
200万ドルの入札が本物と思うかという質問に対して Harris 氏は、NewYorkCity.com, Inc. では、関心を持つ買い手
と接触しており、この入札がひやかしでないと確信していると答えた。同氏は「落札価格を恣意的に操作するのは違法
行為だ。しかし、インターネット上のあらゆるものがそう見えるように、この入札価格が信じられないのも無理からぬ
ことだ」と語る。
NewYorkCity.com, Inc. では、ニューヨーク在住のインターネットユーザーを対象にした、ポータルサイトの構築を
真
剣に計画していたが、資金調達が難しくなり、その計画もつぶれてしまったと Harris 氏は語る。
Harris 氏は「われわれが所有するドメイン名はこの2つだけであり、ビジネスを構築する気は十分にあったのだが、現
状では不可能になったということだ。簡単に言えば、『インターネット上のニューヨーク市』になりたいと考えてい
た。『@nyc.com』とか『@newyorkcity.com』という Eメールアドレスの独自性を活かしたかったのだ」と述べた。
同社も最盛期には、マンハッタンに複数の事務所を構え、約20人の社員を雇っていた。Harris 氏によれば、同社サイ
ト
の最大の価値は、住民や商店主やサービス業者などが、ニューヨークというアイデンティティを持った、Eメールアドレ
スや、ホームページあるいはオンラインショップの URL を持てることだという。
2つのサイトは現在も稼動中で、実数ベースで毎月30万人以上の利用者数を記録している。Harris 氏によれば、無料
の Eメールアドレス『@NewYorkCity.com』と『@NYC.com』の登録数は、5万を超えるという。
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