好調予測が相次ぐ Eコマース、でも詐欺には注意ホリデーシーズンの Eコマース販売は、期待できると予測する調査レポートの発表が相次いでいる。Eコマース業者にとっては、喜ばしいかぎりだが、反面、オンライン詐欺が横行していると警告する発表も出ている。
まず、明るい話題から見てみよう。調査会社の Forrester Research によれば、景気がすぐに回復するしないにかかわらず、Eコマース市場は引き続き成長するという。 同社は、オンラインショッピングを行う約9000人を対象に、消費動向の調査を行った。同調査では、景気低迷の中にあっても、Eコマース市場は成長を続けるとの結果が出た。オンラインショップを利用する購買層には、高額所得者が多く、米国経済の混乱の影響をほとんど受けていない、というのが理由だ。 また、大手オークションサイトの eBay も独自の調査を行い、消費者が今年のホリデーシーズンに予定している購入プランは、総体的にみて、現在の経済状況によって深刻な影響を受けていない、という発表をしている。 だからといって、今年のオンラインショッピングは、どっちを向いてもバラ色だとは、言い切れない。今回取り上げた調査レポートも含めて、今年のホリデーシーズンの見通しは明るいとする調査レポートが、複数発表されているわけだが、先日こうした調査レポートとは反対に、懸念材料を示す調査結果が出ている。発表したのは Odyssey で、同社の行った調査によれば、消費者は Eコマースに対する警戒感を強めているというのだ。 消費者が Eコマースに対しておよび腰になるには、十分な理由となりうる発表も出ている。National Consumers League (NCL、全米消費者連盟) は、今年のオンライン詐欺行為の被害額が、すでに430万ドルに達していると発表した。昨年の被害額は、1年間を通じて330万ドル (被害者1人あたりの平均被害額は427ドル) だったというのにだ。しかも、NCL が発表している「被害額」というのは、あくまでも被害報告のあったものだけで、ほとんどの人が、被害にあっても泣き寝入りすることを考えれば、氷山の一角といわざるを得ない。 NCL のオンライン詐欺対策組織 Internet Fraud Watch (IFW) の Susan Grant 氏は、「旅行が減り、ホリデーシーズンのオンラインショッピングが増加するとの予測がでており、オンライン詐欺の被害が増加していることも併せて考えると、どうしたらオンラインショッピングで、詐欺や事故にあわずに済むのかを、きちんと理解することが、これまで以上に重要になっている」と述べている。 関連記事 最新トップニュース
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