航空各社、需要喚起に東奔西走空港での避難騒ぎ、コックピットへの押し入り、そして邪悪な容疑者におびえる乗客たち。こうした出来事はもう、日常茶飯事といえるかのようだ。
かかる状況にあって、航空会社が様々な打開策を打ち出すのは当然といえる。Northwest Airlines (NASDAQ:NWAC) は8日、オンライン旅行会社の Travelocity (NASDAQ:TVLY) と包括的な販売業務契約を結んだと発表した。Travelocity は正式に Northwest の販売チャンネルとなり、Northwest のインターネットチェックインサービスとも連動する。 Travelocity は航空チケットのみならず、レンタカーやホテルの予約も扱っている。さらに同社は旅行パッケージも手がけており、登録会員数は3200万人を数えている。同社は今年1月にも、今回と同様の提携を Continental 航空と結んでいる。さらには British Airways や JetBlue、そして America West とも協力関係にある。 各航空会社は今、乗客の確保と満足度の向上に懸命になっている。それは誰の目にも明らかだ。例えば British Airways は7日にも、Expedia Inc. (NASDAQ:EXPE) の子会社 Travelscape のホテル予約部門 Worldwide Travel Exchange (WWTE) との提携を発表し、British Airways の乗客に対してホテル予約サービスの提供を始めている。 言うまでもないことだが、航空チケット需要低迷のきっかけとなった昨年9月11日以前も、各航空会社はチケットのオンライン販売に力を注いでいた。American、Continental、Delta、Northwest、そして United の各航空会社がオンライン旅行サービスサイトの Orbitz を共同で設立したことなども、それを物語っている。 航空各社にとって今一番の関心事は、いつ需要は回復するのか、この一点に尽きるだろう。しかし残念なことに、まだそれは先のことになりそうだ。国際エネルギー機関 (IEA) は先ごろ、例え世界経済の回復が早まったとしても、西側諸国の航空燃料需要の回復は、今年いっぱい見込めないとの見通しを発表している。 関連記事 関連テーマ 最新トップニュース
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