japan.internet.com
japan.internet.com メンバーID
Twitter
Facebook
RSS
ピックアップ
2002年5月2日 00:00

音楽が消えた日

著者Gretchen Hymanオリジナル版を読む海外海外発
数百におよぶインターネットラジオ局が1日、音楽配信を終日ストップした。近く承認されるかもしれない著作権に関する勧告に抗議するためだ。この勧告が承認されれば、各ラジオ局は非常に高額な著作権使用料をレコード大手5社に対して支払わなければならなくなり、多くが破産へと追い込まれる可能性がある。

この日は『Day of Silence』(沈黙の日)と銘打たれ、参加したラジオ局は通常プログラムの代わりに、この問題に関する公式な声明と無音放送を交互に流し、インターネットラジオの危機について、そして地元選出の議会議員に働きかけてほしい旨をリスナーに訴えた。

だが皮肉なことに、この行動は全米レコード工業会 (RIAA) にとっても主張を明確にするうってつけの材料となった。音楽の無断使用が横行し、音楽を作曲、販売している人々が正当な報酬を得られなければ、「沈黙の日」どころか「沈黙の日々」もありうるというわけだ。

問題となっているのは、今年2月、著作権局の著作権仲裁印税委員会 (CARP) が出した勧告だ。この中で CARP は、Web 放送局が放送する音楽に関しても、1リスナー1曲あたり0.0014セントの著作権使用料を RIAA に支払うことを提案している。オンライン放送も行なっているオフラインのラジオ局には、その半額の0.0007セントを課すとしている。

この勧告が承認されれば、インターネットラジオ局が1日平均で1000人のリスナーに15曲を配信した場合、1時間の Web 放送につき21ドルの著作権使用料を支払わなければならなくなる。

CARP の上部機関で、著作権使用料の基準を設定する米国議会図書館がまだ最終決定を下していないため、インターネットラジオ業界は現在のところ、レコード会社に著作権料を支払っていない。だが、勧告が承認されれば、各ラジオ局は開設日まで遡って著作権料が徴収されることになる。

関連テーマ
プリンター用
記事を転送
この記事をクリップ!
【特別連載企画】au 版「GALAXY」の実力は?--ISW11SC 速攻レビュー
【特別連載企画】au 版「GALAXY」の実力は?--ISW11SC 速攻レビュー KDDI(au)から、NTT ドコモの人気スマートフォン「GALAXY S II」を大幅に進展させた「GALAXY SII WiMAX ISW11SC」が発売される。サムスンがこれまでに蓄積してきたノウハウが詰まった本機の実力をレポートする。
⇒詳細記事はこちら
⇒連載記事一覧はこちら
注目のトピックス
最新コラム一覧
百式のネットビジネス研究
百式のネットビジネス研究
フリーランスな人が多い今だからこそ…「FREELANCE THANKS」
アウンのグローバルマーケティング動向
アウンのグローバルマーケティング動向
Web プロモーションにおいて大切なこと―年度末編―
週刊-サイト別アクセス状況データ
週刊-サイト別アクセス状況データ
12月の主婦層、ベルメゾンが首位を維持(VRI 調査)
多言語×Web×海外マーケティング情報
多言語×Web×海外マーケティング情報
海外発、注目 AR プロモーション
エンジニア転職ノウハウ開発室
エンジニア転職ノウハウ開発室
楽天が目指す変革──Globalization、Agile、Big Data
中国・台湾ネットビジネス情報最前線
中国・台湾ネットビジネス情報最前線
中国から Web を見てもらいたいならば
マーケティングに活用できる最新トレンド
マーケティングに活用できる最新トレンド
改めて、「導線」最適化に目を向ける
次世代マーケティングチェーンの視点
次世代マーケティングチェーンの視点
ソーシャル時代における BtoC 型 Eコマース成功のポイント
Copyright 2012 internet.com K.K. (Japan) All Rights Reserved.