PayPal、オンライン決済に配送機能を統合した新サービスを開始PayPal (NASDAQ:PYPL) は17日、小口貨物輸送の大手 United Parcel Service (UPS) との提携により、自社のオンライン決済機能に UPS のデジタル配送ツールを組み込んだ新サービスを開始すると発表した。
20日から始まるこの新サービス『PayPal Shipping With UPS』は、購買者もしくは販売者が、PayPal の Web サイト内で商品の配送手続きまで済ませられるというもの。PayPal のユーザーなら誰でも利用可能だ。 UPS にとって、配送手続きを管理する 自社の API (アプリケーション プログラミング インターフェース) をサードパーティーのブランドを冠した製品に組み込むのは今回が初めてとなる。UPS はここ半年間、PayPal の顧客多数の協力を得て、API に修正を加えていた。 UPS の Eコマースマーケティング部門マネージャー、Alan Amling 氏は、「UPS の配送機能を PayPal の新サービスに組み込むことで、顧客はオンライン取引を従来より格段に短い時間で完了することができるようになる」と語っている。 原則的に、新サービスでは PayPal は商品の配送にはあまり関わらず、決済のみの担当にとどまるという。というのも PayPal は詐欺行為や不渡りに独自の対策方針を取っており、たとえば同社が決済サービスを提供する eBay (NASDAQ:EBAY) では、Mailboxes Etc. や FedEx など、配送状況の追跡が可能な配送業者を利用するようユーザーに勧めているが、PayPal は商品の配送には自分で責任を持つよう出品者に依頼している。 オンライン決済がらみの被害に対し、何らかの保証を求める声は高まっている。Gartner Group の最新調査によると、過去1年間にクレジットカード詐欺では20人に1人、個人情報の盗難では50人に1人が被害に遭っているという。 関連記事 関連テーマ 最新トップニュース
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