P2P ファイル交換を収益事業に変える新サービスピアツーピア (P2P) 型ファイル交換を利益事業にしようとしている Trymedia Systems は28日に、ソフトウェアを購入してそれを友人のコンピューターに直接送れる新サービスを開始する。
Trymedia は、デジタル配信ソリューション会社。『KaZaA』や『Gnutella』のような P2P ネットワーク経由で、ビデオゲーム ソフトウェアを最初の数レベルだけ配信し、ユーザーがゲームを最後まで続けたいと希望した場合、ソフトウェア本体を購入してもらう方法をとったことで知られる。かつて Napster のネットワークを使って収益事業のプロモーションを行ない、P2P が将来性のあるビジネスになり得ることを証明したこともある。 Trymedia が感謝祭 (今月28日) から始める新サービスは、現在提供中のサービスに手を加えたもの。ユーザーがゲームソフトを購入し、それをプレゼントすると友人などに Eメールで連絡するとともに、そのゲームソフトのダウンロード方法も案内することができる。 「これは、デジタルダウンロードの安全な収益事業化に他ならない。自社製品をデジタル配信するゲームソフトが増える一方であることから、我々は、消費者もまたプレゼントをデジタル配信できるようにすべきだと考えた」と、Trymedia のマーケティング担当副社長 Gabe Zichermann 氏は言う。 Zichermann 氏は、誰でも絶対に失敗しないセキュリティはないと断りながらも、新サービスの狙いを説明。そのひとつは、ソフトウェアの購入と配信を小売り店で買うのと同じように簡単しかも安全にし、さらに技術と顧客サービスのバランスをとることだと述べた。 従来、オンライン販売されるゲームやソフトウェアは、購入者自身がダウンロードするか、プレゼントしたい相手に現物を郵便や宅配便などの物理的方法で送るしかなかった。 Trymedia のアプローチには2つの狙いがある。ひとつは海賊行為の防止、もうひとつはプレゼントとして買いやすくすることだ。このサービスには、同社のデジタル配信技術『ActiveMARK』を使って行なわれる。同技術は、P2P、CD/DVD、加入者サービス FTP、インスタントメッセージ (IM) や Eメールプログラムで使われている。Trymedia は現在、アプライアンスやモバイル機器を介した配信もテスト中だ。 関連記事 関連テーマ 最新トップニュース
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