宿泊予約のオンライン販売は明るい先行き旅客業界団体 Travel Industry Association of America (TIA) の調査によると、少しでも安い料金を求める旅行客たちが、格安航空運賃探しだけでなく、割引料金設定のあるホテル探しにもインターネットを利用しているという。
同調査では、2002年にインターネットで旅行関連の予約を済ませた人のうち、57%が宿泊施設を予約していたことが明らかになった。航空券購入者は全体の77%、レンタカー契約者が同37%だったから、宿泊予約はちょうどこの中間のパーセンテージとなる。また Jupiter Research も、ホテルのオンライン予約売上規模が、2001年の50億ドルから2007年には148億ドルにまで急成長するとの予測を示している。 旅客商品のオンライン販売規模を示すこの数字は、旅行代理店にとってはあまり喜ばしい話ではないかもしれない。しかし Jupiter のアナリストは、オンライン旅客商品のあまりに多様な料金設定および選択肢の多さに、消費者がとまどうケースも多く、直接ホテルに電話をしたり、旅行代理店に頼るといった従来型の手段を好む旅行客も少なくない、との見解を示している。 実際 Jupiter が実施した、2001年のインターネット消費動向調査では、旅客業界のオンライン直販売上1ドルに対し、オンライン宿泊商品販売を手がける旅客会社の、従来チャンネル売上が5ドル増しとの売上比率が出ている。また2002年の調査では、オンラインで旅客商品の購入もしくは調査を行なった1845人のうち、直販サイトで価格調査や予約を行なった利用者が34%だったのに対し、代理店サイトで調査や予約を行なった人数は、ほぼ半数の48%に上ったことが明らかになっている。 オンライン利用に精通し賢くなった消費者は、宿泊客確保を狙って設定したホテル業界の割引料金を利用するケースがますます増えると、Jupiter Research のシニアアナリスト Jared Blank 氏は予測する。加えてオンラインで宿泊商品を総合的にあつかう業者も、宿泊予約確保に積極的な動きをみせている。Blank 氏は「こうした割引料金設定と直接または代理店経由で簡単に予約ができるオンラインの手軽さが受けて、これまでならホテルに電話などで予約をしていた消費者がオンラインに流れだしている」と述べた。 関連記事 関連テーマ 最新トップニュース
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